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グアムのチップの相場は?シーン別の渡し方やマナーなど徹底解説!
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© グアム政府観光局
グアムはアメリカに属するため、チップの文化があります。厳密にはチップは義務ではありませんが、グアムでサービスを受けた際、チップを渡すのがマナーです。
チップに馴染みのない日本人にとって、チップをどれだけ、どのように渡すのか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、何度もグアムに渡航している筆者が、チップの相場やシーン別の渡し方、マナー、注意点などを解説しています。グアムのチップに関して詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
グアムでチップは必要!その理由は?

▲タモンのメインストリート「ホテルロード」
チップは、レストランやホテル、タクシー、ツアーなどでサービスを受けた際に、心づけとして相手に渡す現金のことです。グアムを含むアメリカ圏では、チップを渡す文化が一般的になっています。
日本人にとって「しっかり会計を支払っているのに、さらにチップを渡すのはおかしい!」と考える方もいるでしょう。
実は、グアムを含めたアメリカでチップをもらえるお店では、チップを前提に給料が低く抑えられている傾向にあります。そのため、チップは店員さんにとって大切な収入源で、給料を補う存在となっています。
半ば強制的な文化となっていますが、法的な義務で定められているわけでもないので、払わなかったといって罰則を受けることはありません。
一方で、基本的にグアムはチップ文化で、受けたサービスに対してチップを払うのが当たり前の習慣となっています。
サービスに少なからず満足した場合は、店員さんのためにも積極的にチップを渡すようにしてあげてくださいね。
【前提】「サービスチャージ(Service Charge)」がある場合はチップを払う必要はない
チップの相場について説明する前に、まずサービスチャージについて知っておきましょう。
タモンなど日本人がよく利用するレストランでは、会計に「サービスチャージ(Service Charge)」というサービス料金が含まれていることがあります。サービスチャージとは、いわば会計時点でチップをもらい受けるというものです。
つまり、Service Chargeがチップに該当するため、レシートに「サービスチャージ(Service Charge)」という項目がある場合、あらためてチップを渡す必要はありません。
ただし、サービスチャージが含まれているにもかかわらず、加えてチップを記入するレシートもあります。
この場合、サービスチャージをすでに支払っているので、チップはなし($0)でも基本的に問題ありません。チップの二重払いが発生しないように、注意しましょう。
もちろん、特別なサービスを受けた時などは、任意で、追加でチップを払っても大丈夫ですよ。
【一覧表】グアムのチップの相場

▲グアムの人気レストラン「アネモス」(© グアム政府観光局)
グアムのチップの相場は、受けたサービスによる異なります。相場表を以下にまとめています。
| シーン | チップ(目安) |
|---|---|
| ホテルでベルボーイなどに荷物を運んでもらった | 荷物1つにつき1ドル |
| ベッドメイク | 1泊ごと、使用したベッド1つにつき1~2ドル(高級ホテルなら2~3ドル) |
| タクシー | 乗車料金の10~15% ※ホテルやレストランでタクシーを呼んでもらった場合は、スタッフや店員さんに1ドル程度のチップを渡す |
| Stroll(ストロール) | 乗車料金の10% |
| ホテル手配やツアーによる空港送迎 | 基本的に不要 ※重たい荷物を運んでもらった場合は、1つの荷物につき1ドル |
| レストラン・ウェイターのいるカフェ | 一般的なレストラン:料金の15% 高級レストラン:料金の20% |
| バー | 1杯ごとの会計:不要 最後にまとめて会計:料金の15% |
| スパ・エステ・マッサージ | 料金の15~20% |
| ツアーガイド | 半日ツアー:5~10ドル/1日ツアー:10~15ドル |
| 挙式 | ドライバー:10~20ドル カメラマン・ヘアメイクスタッフ・コーディネーター:20~30ドル |
相場からあまりにも少ないと、相手も「サービスが悪かったのかな…?」と心配するかもしれません。
上記のチップ相場を参考にしつつ、受けたサービスに応じて金額を決めるようにしてくださいね!
【シーン別】グアムでのチップの相場と渡し方
シーン別に、グアムのチップの渡し方を解説します!渡すタイミングで悩む方も多いので、ぜひ参考にしてくださいね。
ホテルでベルボーイなどに荷物を運んでもらった

ホテルでベルボーイなどに荷物を運んでもらった場合のチップの目安は、荷物1つにつき1ドルです。
グアムのホテルでは、エントランスにいるベルボーイやスタッフが「部屋まで荷物を運びましょうか?」と提案してくれることがあります。
もし部屋まで荷物を運んでくれた時は、運んでくれたあとの部屋で、直接その人にチップの紙幣を渡しましょう。
「Thank you!」といいながら笑顔で渡すと、相手も喜ぶ可能性は高いですよ!
ベッドメイク

ホテルのベッドメイクに対するチップの目安は、1泊ごと、使用したベッド1つにつき1~2ドル(高級ホテルなら2~3ドル)です。
たとえば、家族4人で宿泊する場合でも、ベッドが2つの部屋であれば、2ベッド分のチップで大丈夫です。
ハウスキーパーに直接チップを渡せないので、客室を出る時に、枕の上やサイドテーブルなどに紙幣を置いておきましょう。
この時、メモ用紙に「Thank you for cleanig!(清掃してくれてありがとう!)」と書いて添えておくと、相手にも喜ばれやすいですよ!(筆者はこの用紙を書いて置いておいたらニコちゃんマークが書いてあって、ほっこりした覚えがあります笑)。
なお、ホテルの部屋に裸で紙幣を置いたままでいると、チップ以外のお金もチップと勘違いされる可能性があります。
そのため、チップ以外の紙幣を、ホテルの部屋に置いておかないように注意しましょう。
タクシー

※画像はイメージ
タクシーのチップの目安は、乗車料金の10~15%程度です。グアムのタクシーは基本的に現金での支払いなので、チップも現金で用意する必要があります。
グアムのタクシーでは、降車時、乗車料金にチップの額を上乗せして支払いましょう。このとき、英語を話しながら渡すのがポイントです。
たとえば、シンプルな英語のフレーズとしては、チップを渡しながら次のように伝えます。
「This is for you.(こちらをどうぞ)」
また、チップを含めた乗車料金を渡しながら
「Please keep the change.(お釣りは取っておいてください)」
「I don’t need the change.(お釣りはいらないよ)」
このようなフレーズを言うと便利です。
なお、お釣りがほしいのに乗車料金よりも多めに渡すと、差額がすべてチップだと勘違いされる恐れがあります。
お釣りを返してほしい時は、きっちりと意思を伝えましょう!
<20ドルの乗車料金で25ドル渡したが、3ドルはお釣りで返してほしいケース(2ドルはチップに)>
「Please give me back 3 doller. The rest is yours.(3ドルはお釣りでください。残りはあなたの分です)」
また、ホテルやレストランでタクシーを呼んでもらった場合は、スタッフや店員さんに1ドル程度のチップを渡しましょう。
グアムのタクシーの乗り方や料金などについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアム旅行でタクシーを活用しよう!基本情報や使い方、トラブル対応など解説♪
Stroll(ストロール)

グアムには、タクシーとは別に、個人ドライバーを手配できる配車アプリ「Stroll(ストロール)」があります。
Strollはクレジットカードを事前に登録でき、降車時に決済されます。
決済が完了したのち、チップの支払い画面に移り、10%、20%などと選択できるようになっています。目安は、乗車料金の10%です。
また、自分でチップを支払い額を決めることも可能ですし、チップを払わない選択もできます。
Strollの場合、チップは降車したあとのタイミングで操作となるため、割合などをゆっくりと判断できるのが利点です。
また、サービスに不満があってチップを支払わなかった時などでも、降車したあとでドライバーと対面することがないため、トラブルにもなりにくい点もうれしいポイントです。
空港送迎

ホテルによっては、無料または有料で空港送迎を利用できます。ホテル手配やツアーによる空港送迎の場合、基本的にチップは不要です。
ただし、重たい荷物などを運んでもらった場合は、荷物1つにつき1ドルをドライバーに渡してあげましょう。
グアム国際空港については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
参考:グアム国際空港はどんなところ?ラウンジや免税店など徹底解説!
レストラン・ウェイターのいるカフェ

© グアム政府観光局
レストランやウェイターのいるカフェでのチップの目安は、一般的なレストランで料金の15%、高級レストランで20%です。
レストランやウェイターのいるカフェでは、会計の際に店員さんに「Check, please.」などと伝えて、伝票をテーブルまで持ってきてもらいます。
その際、伝票には、下記レシートのように「チップ(Tip)」と「合計金額(Total)」の項目があります。Tipにチップの金額を記載し、チップと合計した金額をTotalに記載して、店員さんに渡ししましょう。

上記レシートの場合、38.5ドルののチップ「$6」を記載し、TOTAL AMOUNTにチップと合計した「$44.5」と記載しています。
なお、クレジットカード払いの場合、チップも含めた金額が請求されます。
グアムのおすすめレストランについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアムのおすすめレストラン10選!南国リゾートの絶品グルメを堪能しよう♪
バー

© グアム政府観光局
バーのチップの目安については、カウンターなどで1杯ごとに料金を支払うシステムの場合、チップは不要です。
一方で、最後にまとめて会計をするバーの場合、料金の15%が目安です。レストランと同様、注文料金にチップの額を上乗せして支払いましょう。
スパ・エステ・マッサージ

スパ・エステ・マッサージのチップの目安は、料金の15~20%です。
エステやスパの場合、伝票にすでにチップが含まれていることが多くなっています。伝票にチップが含まれていない場合は、15~20%を目安にしてチップを上乗せして、お金を支払いましょう。
伝票にチップが含まれている場合でも、担当の方の施術が気に入れば個別にチップを渡すと、喜ばれますよ。
また、特に高級マッサージ店だと、2人のセラピストがついてくれる時があります。その時は、チップの相場の金額を二等分して、それぞれに渡すようにしましょう。
なお、お店にもよるものの、チップを渡すタイミングはお見送りの時が自然でしょう。
グアムで人気のスパ「SPA ayualam(スパアユアラン)」を実際に取材しており、魅力やサービスの特徴などを深掘りしているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:【取材レポ】SPA ayualamはグアムで初めて国際的なワールド・スパ・アワードを獲得したスパ!グアムらしさと親身な姿勢を大切にしたスパの魅力を取材
ツアー

グアムのツアーに参加する場合、料金にチップが含まれていれば、チップは必須ではありません。
一方で、料金にチップが含まれていない場合は、料金の10~15%程度を、ガイドやインストラクターなどに手渡ししましょう。また、チップが料金に含まれている場合でも、サービスに満足した場合に個別に渡してあげると喜ばれるでしょう。
チップを渡すタイミングは、ツアー終了時、お見送りの時がベストです。
挙式

▲グアムの人気チャペル「ブルーアステール」
挙式の場合、料金にチップが含まれている場合は、チップは不要です。
チップが含まれていない場合、ドライバーやカメラマン、ヘアメイクスタッフ、コーディネーターなどに直接チップを渡しましょう。
チップの目安は、次の通りです。
- ・ドライバー:10~20ドル
- ・カメラマン・ヘアメイクスタッフ・コーディネーター:20~30ドル
チップを渡すタイミングとしては、各サービスが終了したあとがよいでしょう。
グアムのおすすめの結婚式場や費用目安などについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアムのおすすめ結婚式場は?費用や日数、ベストシーズンなど
グアムでチップが不要なシーン
グアムでは、すべての会計でチップが必要なわけではありません。グアムでチップが不要なシーンをいくつか紹介します。
赤いシャトルバス

グアムには、主要ホテルやショッピング施設などを運行する路線バス「赤いシャトルバス」が運行しています。赤いシャトルバスについては、チップを渡す必要はありません。
赤いシャトルバスは公式サイトからEチケットを購入でき、乗車時にスマホ画面などをドライバーに提示します。
または、ドライバーから直接チケットを購入することも可能です(ただし現金のみで、ドライバーがチケットやお釣りをもっているとは限らないため、おすすめできる方法ではありません)。
降車時は、特に手続き等はありません。目的のバス停に到着すれば、チップなど渡すことなく、ドライバーに感謝だけ伝えて、そのまま降車すれば大丈夫です。
グアムの赤いシャトルバスの路線や乗り方、注意点などについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアムのバス「赤いシャトルバス」を徹底解説!路線や料金、乗り方など紹介【2025年12月最新】
テイクアウト

▲おにぎりセブンのおにぎり
テイクアウトでも、チップは不要です。レストランやカフェでのテイクアウト、テイクアウト専門店の商品に対し、チップは必要ありません。
たとえば、チャモロビレッジのナイトマーケットやデデドの朝市、タモンナイトマーケットなどではフードトラックが並びますが、この場合もテイクアウトになるので、チップは不要です。

▲タモンナイトマーケットなどではチップは不要
チップ代が浮くので、レストランで食事代をせずにテイクアウトして、ホテルのバルコニーで海でも眺めながら食べるのもおすすめです!
なお、テイクアウトのお店でも、下記画像のように、レジ付近にチップを回収するボックスなどを置いていることがあります。

テイクアウトなので、チップを入れなくても問題はありません。サービスに満足した時や細かなお釣りが出た場合などは、チップを入れてもよいでしょう。
フードコート・ファストフードレベルの飲食店

マイクロネシアモールやグアム・プレミア・アウトレット、ヴィレッジオブドンキなどに、フードコートがあります。レストランと異なり、フードコートの食事にチップは不要です。
また、メスクラドスやマクドナルドなど、ファストフードレベルの飲食店でもチップは必要ありません。
フードコートやファストフード店などでも、レジ付近にチップを入れるボックスが置いてあることがありますが、入れなくても問題ありません。サービスなどに応じて、チップを入れてもよいでしょう。
スーパーマーケット・小売店

▲グアムの人気ローカルスーパー「Kマート」
Kマートやペイレススーパーマーケットなどのスーパーマーケット、ABCストアやGIFT GUAM、空港のお土産屋さんなどの小売店では、チップは不要です。
グアムのチップに関するマナー・注意点

© グアム政府観光局
グアムでチップを渡すにあたって、知っておきたいマナーを紹介します。
紙幣で渡す(硬貨で渡すのはNG)
チップを硬貨で渡すのはマナー違反とされています。必ず、紙幣でチップを渡すようにしましょう。
ホテルやレストランなどで働いている下方にとって、小銭は持ち運びに不便です。また、小銭をジャラジャラと渡すことはスマートではないため、お札で渡すようにしましょう。
たとえばチップを計算して6.5ドルになる場合は、チップは6ドルか7ドルのどちらかで渡すようにします。
切り下げるか切り上げるかどうかは、店員のサービスへの評価や所持金などによって決めるとよいでしょう。
チップ用の現金を切らさないように
グアムでは、チップを現金で渡す機会が多くあります。チップ用の現金を切らさないように、事前にしっかり準備しておきましょう。
日本円からドルに両替するとき、紙幣の枚数などはある程度指定できます。両替所では、チップでもっともよく使う紙幣「1ドル札」を多めに両替してもらうようにお願いしましょう。
すぐにチップを渡せるように紙幣をポケットに入れておくのが、グアムのローカルスタイルです。グアムのローカルスタイルを真似して、チップを渡してみるのもいいですね。
チップを払わないとどうなるのか?

▲グアムの有名観光名所「恋人岬」
「チップを払わないとどうなるの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
何度も繰り返しますが、チップを払わないことで、何かしらの罰則を受けるわけではありません。チップは義務ではなく、サービスを受ける側が任意で決めるものです。
ただし、チップがグアムの文化であることも事実です。チップを払うべき場面において、理由も言わずにチップを渡さないと、以下のようなことになる可能性があります。
- ・店員さんに露骨に嫌な態度をされる
- ・「日本人はチップを払わない」とレッテルを貼られ、日本人に対する印象が悪くなる
- ・「チップを払え!」とまくしたてられる
もし、サービスに不満があってチップを渡したくない時は、その理由をお店に伝えるようにしましょう。
例)「I can’t give a tip at this restaurant because of poor service.(サービスがよくないので、チップを渡すことはできません)」
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、基本的にチップは渡すものです。
チップを渡さないことは「サービスに不満があった」という抗議の意味に捉えられ、トラブルになる可能性もあるので、理由も言わずにチップを払わないのはやめておきましょう。
まとめ:相場を参考にチップを渡そう!
グアムはチップ文化であり、基本的に、心づけとしてチップを渡します。シーン別に相場があるので、この記事を参考にして、グアムでサービスを受けたあとはチップを渡すようにしてくださいね。
ただし、「サービスチャージ(Service Charge)」がある場合はチップを払う必要はありません。特別なサービスを受けた時は追加で払っても問題ありませんが、チップの二重払いが発生しないように注意しましょう。

小川 遼
GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。
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