GLAM Editorial

2015.11.13(Fri)

ドーナル・グリーソン、新『スター・ウォーズ』撮影現場からライトセーバーを盗みたい衝動を必死で我慢?

ドーナル・グリーソン

 アイルランド出身の俳優ドーナル・グリーソン(Domhnall Gleeson, 32)は、J・J・エイブラムス(J.J. Abrams)監督の超大作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハックス将軍に扮している。同作はジョージ・ルーカス(George Lucas)監督の「ジェダイの騎士」シリーズをベースとした新3部作の第1弾だ。

 ドーナルは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』でビル・ウィーズリーを演じており、幸いにも大作映画に出演した経験のおかげで、制作現場でのエチケットを学んだという。

 『フォースの覚醒』のセットから小道具を持ち帰ることを考えたかどうかという質問に対し、ドーナルは英版Esquire誌にこう答えている。「頭によぎったのは確かだけど、でもある日、『ハリー・ポッター』のセットから帰ろうとしていたら、道路が大渋滞しているのに気づいたんだ。魔法の杖が1本なくなっていたからだよ。探すために交通を止めていたんだ! 後で『ああ、あの時のね』なんて言われるのはイヤだ」

 ドーナルはこのところ話題作への出演が続き、『スター・ウォーズ』に加えて恋愛ドラマ『Brooklyn(原題)』のプロモーションをしているほか、アメリカの開拓時代を描く『レヴェナント:蘇えりし者』にも出演している。

 この3作品はすべてアカデミー賞(R)にノミネートされると批評家は絶賛しているが、ドーナルは出演作が話題になる中、冷静さを保つ方法をこの数年で学んだようだ。

 「『ハリー・ポッター』で、世界中で超人気の世界の一員になる気分を味わった。興奮してすごく緊張したけど、それは忘れなくちゃダメなんだ」とドーナルは説明した。

 ドーナルの父は有名な俳優のブレンダン・グリーソン(Brendan Gleeson)。『トロイ』や『ブレイブハート』、『28日後…』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』など名作で出演を重ねてきた。ベテランの俳優を父に持つとはいえ、ドーナルは父の陰で生きているとは感じていないという。

 「そのことで不自由を感じたことはないよ」とドーナルは強調した。「父とその仕事を誇りに思っているし、だから父と結びつけられるのは大歓迎だよ。とてもラッキーだと感じているんだ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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