GLAM Editorial

2015.09.04(Fri)

女性パパラッチともみ合いになったメル・ギブソン、傷害罪での訴追は見送り!

メル・ギブソン

 『マッドマックス』などで知られる俳優のメル・ギブソン(Mel Gibson, 59)が女性パパラッチを突き飛ばしたり、罵声をあびせたりしたとされる件で、メルが傷害罪で訴追されることは見送られたようだ。

 メルは先月、News Corp Australiaのフォトグラファー、クリスティ・ミラー(Kristi Miller)をシドニー市内で突き飛ばしたり、怒鳴りつけたりしたと報じられた。メルは当初から彼女の主張を繰り返し否定してきたが、警察は訴追するのに十分な証拠がないと判断したようだ。

 「警察がシドニー在住のフォトグラファーが訴えた内容を綿密に捜査した結果、依頼人であるメル・ギブソンをいかなる容疑でも訴追するには十分な証拠がないと結論づけた」と代理人を務めるマーフィーズ弁護士事務所のクリストファー・マーフィー(Christopher Murphy)弁護士が声明でコメントした。「メル・ギブソンは、こうした恥ずべき申し立ては完全に事実と異なると当初から否定してきた。目撃者や防犯カメラ映像、その他の証拠を調べた結果、彼女の主張には実体がないと判断した警察の捜査に満足している。以前に述べたとおり、彼女の話は真実を完全にねじ曲げるものだ」

 今回のトラブルは8月23日、メルと恋人のロザリンド・ロス(Rosalind Ross, 24)が同市パディントンにある映画館「パレス・ヴェローナ」から出てくるのをクリスティが撮影したことで発生した。クリスティによると、シャッターを押して背を向けた瞬間、メルに後ろから強く突き飛ばされたという。

 「まさかと思ってショックだった。両手だったのかヒジだったのかは分からない」と彼女は英Daily Telegraph紙豪版に語っている。「私の顔めがけてつばを吐きかけたり、罵声を浴びせたりして、私のことを犬と呼んだ」

 しかしメルは広報担当を務めるアラン・ニーロブ(Alan Nierob)を通じてすぐに反論した。

 「基本的に言えば、ギブソン氏と友人はこのフォトグラファーに嫌がらせを受けていたのであり、やめるように繰り返しお願いしていましたが、彼女はやめようとしませんでした」とアランはGuardian Australiaに語っている。「身体的な接触は一切なく、彼女の主張はこの真実の完全なねつ造です」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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