
女優のシャーリーズ・セロン(Charlize Theron, 39)が、クモに卵を産みつけられた驚きエピソードを披露した。
シャーリーズは南アフリカで生まれ育ったため、自然や動物のことで怖がることは1つもない。危険な状況に陥ったこともあり、1匹のクモが引き起こした不安な状況を振り返った。
「飛行機に乗るのが本当に苦手なの。でもたくさんの生き物に囲まれて農場で育ったから、虫やクモは怖くない。実は一度、クモが皮膚に卵を産みつけて、その赤ちゃんがふ化してきたことがあったわ」とシャーリーズは英Hello!誌で話している。「そう、だから今でも脚に穴が2つあるの。穴を掘るという意味では、クモはかなり良い仕事をしたみたい」
多くの人は、こんな目に遭えばショックを受けのは間違いないが、シャーリーズがそれほど心配するような出来事ではなかった。多少のことは恐れない、強い性格に育てられた彼女は、その後の人生でも持ち前の強さを失うことはなかった。同時に自分の直感を信じることの大切さも学んだという。
「けっこう人の考えていることが分かる。人を疑う瞬間も何度かあったけど、直感がとても鋭いの。大体は直感を信じて、間違うことはほとんどないわ」とシャーリーズは説明した。
状況に流されず、自分を貫き通してきたことで、シャーリーズは強い女性像を体現している。そうした見方を気にしない一方、彼女は自分もほとんどの女性とそう変わらないとも力説している。むしろ、そうしたレッテルにうんざりすることもあり、どうして世間が自分や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演するゾーイ・クラヴィッツ(Zoë Kravitz)、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(Rosie Huntington-Whiteley)らを色眼鏡で見ることで頭がいっぱいなのか理解できないともつけ加えた。
「世間は私たちが強い女性だと言うけれど、私たちはただこの映画に出ている女性でしかないわ」とシャーリーズは強調した。「女性も力強い存在であることを理解している映画作家がいたというだけの話。理想化されたり、不自然に強く見られたりしたくない。私たちはすごく興味深いことができるし、この映画みたいに何かを伝えることができるわ」
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