GLAM Editorial

2014.11.10(Mon)

マイケル・ファスベンダー、アップルのスティーブ・ジョブズ役に浮上?

マイケル・ファスベンダー

 『X-MEN: フューチャー&パスト』などで知られる俳優のマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender, 37)が、米アップル社の創業者スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)を演じる可能性が浮上している。

 『スラムドッグ$ミリオネア』などで知られるダニー・ボイル(Danny Boyle)監督によるジョブズの伝記映画をめぐっては3日、『ダークナイト』で有名なクリスチャン・ベール(Christian Bale)が降板したため、マイケルが監督の筆頭候補として取りざたされている。

 マイケルは『それでも夜は明ける』でアカデミー賞(R)、『SHAME -シェイム-』ではゴールデン・グローブ賞のノミネートを受け、その演技力は高く評価されている。

 ドイツ生まれのマイケルはスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督のTVシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」で役者としてのキャリアをスタートし、映画『300<スリーハンドレッド>』やスティーヴ・マックイーン(Steve McQueen)監督による『HUNGER/ハンガー』、『イングロリアス・バスターズ』、『フィッシュ・タンク』といった話題作に立て続けに出演してきた。

 米エンターテイメント情報サイトDeadlineによると、こうした実績がソニー・ピクチャーズの注意を引きつけ、アップルを描く最新作の主役に出演する可能性があるという。

 しかし出演が決まった場合、マイケルは撮影に参加するために『X-MEN』シリーズのスケジュールを調整する必要がある。

 同作は『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)がウォルター・アイザックソン(Walter Isaacson)のベストセラー、「スティーブ・ジョブズ」を原作に脚本を執筆。スコット・ルーディン(Scott Rudin)、マーク・ゴードン(Mark Gordon)、ガイモン・キャサディ(Guymon Casady)らがプロデューサーを務め、ジョブズの人生をたどる2作目の映画になるという。

 また、もしうわさが正しければ、セス・ローゲン(Seth Rogen)がアップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)に扮する。

 当初、ジョブズ役にはレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)の名前が挙がっていた。しかしレオが『The Revenant(原題)』を理由に降板したため、クリスチャンの名前が取りざたされた。

 そのクリスチャンは10月23日、ジョブズ役での出演を明言したものの、先週に降板した。

 撮影は今冬から始まるため、キャスティングの時間は限られている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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