GLAM Editorial

2014.10.15(Wed)

【GLAM WOMAN】Vol.2 高垣 麗子さん (Page.1)

いまのTOKYOを代表する、スタイルを持った女性を毎月一人ピックアップし、
撮りおろしシューティングとインタビューを掲載する新企画『GLAM WOMAN』。
2回目となる今回は、モデル・高垣麗子さんにフォーカス。
モデルとして第一線で活躍しながら、
昨年には初のスタイル本「くいしんぼ」(小学館)を上梓するほか、
ジュエリーブランド「CISOLASSE(シソーラス)」のディレクターにも就任。
30代に入り活躍の場を広げ、ますます輝きを増した高垣さんの素顔と魅力に迫ります。


「とにかく無理をしすぎないこと。30代の今は毎日がとても楽しいです」

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――高垣さんと言えばその屈託のない笑顔。いつもにこにこしていて、その朗らかな人柄は周囲の人を幸せにし、一瞬にして人を惹きつけてしまうオーラにあふれています。モデルとして常に第一線で活躍し続けるうえで、その美しさをキープする秘訣や方法はいったい何でしょうか?

20代の頃は他のモデルさんたちと並んでの撮影が多く、周りの子もみんな細いので、私も食事制限などのダイエットを頑張っていた時期がありました。確かにそれで一時的には痩せるんですが長続きせず、リバウンドしてしまうことが多かったんです。もともと私は食べることが好きだし、おいしいものを食べている時が私にとっての至福の時間。だから当時はダイエットがとてもストレスでした。やがて20代後半から30代になるにつれ、だんだんと自分が見えてくるようになり、自分には無理なダイエットが向いていないことに気づいたんです。それからはなんでも無理をしすぎないよう心がけ、食事も我慢をせず、朝昼晩3食しっかり摂ってお菓子も食べています。

――(一同驚き)本当ですか!?

はい(笑)。甘いものやお肉も大好きですし、炭水化物もよく食べます。ただ、旬のものをできるだけ取り入れたり、お肉を食べた翌日は魚にするなど献立には気を使っています。あとは露出の多い撮影の一週間くらい前から長めのお風呂に入ったり、ストレッチをしたりと代謝上げるように心がけています。モデルとして女性らしい柔らかさのある体型に憧れていましたし、自分に合った体型維持法が見つかってからは週1で通っていた加圧トレーニングもやめました。そうしたら逆に昔より健康的になりましたし、今では犬の散歩もいい運動になっています。たまに運動したくなった時は、1時間くらいウォーキングをするようにしています。とにかく無理をしすぎない、ストレスをためないのが一番の秘訣でしょうか。いろんなことに対して自分に合ったものがようやくわかってきた30代の今は、毎日がとても充実していて楽しいんです。

――ライフスタイルにおいてご自身らしさを支えるものとして、やはり「食」が大きいですか?

そうですね。朝起きて、まず今日一日何を食べようかと考えるのが好きなんです。「食」のことが頭の大半を占めていると言ってもいいくらい(笑)。その日のスケジュールやロケ場所を確認しながら、じゃあ帰りはここに寄ってあれを食べようと考えたりするほど好きなんです。

――ブログやご自身のスタイル本「くいしんぼ」(小学館)などを見ていると、お料理の腕前はもちろん、盛り付けやお皿のセレクトなどもおしゃれですよね。

ここまで好きだと今度はご飯をおいしく見えるように撮りたいと思うようになり、普段使っているデジカメも、店員さんにどれが一番おいしそうに撮れるのか聞いて買ったほど。撮影の待ち時間中も料理雑誌を見たりして、おいしそうに見える角度を研究したり。「くいしんぼ」もスタイル本ですから、「食」以外にもファッションや美容など他にもたくさんコンテンツはあるんですけど、気が付いたら半分以上が「食」になっていて、結果としてタイトルも「くいしんぼ」に(笑)。


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photo/Yu Kusano styling/Masaaki Mitsuzono hair&make/Maki(LINX) text/mari.h

ケープ 175,000円 ドレス 310,000円 スカーフ 125,000 ベルト 70,000円 シューズ210,000円(すべてバーバリー プローサム/バーバリー・ジャパン TEL.0066-33-812819)

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