GLAM Editorial

2014.10.15(Wed)

【GLAM WOMAN】Vol.2 高垣 麗子さん (Page.2)

「いつもの日常の中にこそ大切なものがたくさんあると思うんです」

reiko_2


――高垣さんのブログやスタイル本からは、毎日を丁寧に生き、心身ともにバランスのとれた美しさが感じられます。毎日をハッピーに送るために心がけていることはありますか? 

たとえば食事のことを考えたり、お料理に合うお皿やランチョンマットを選んでいる時も私にとっては幸せな時間で気分も上がります。逆に気分が落ち込みがちな雨の日には、必ずお花屋さんに行って部屋にお花を飾るんですが、そうやって自分が幸せだと感じることを増やすように心がけています。部屋にお花があると不思議と癒されますし、明るい気持ちになれますよね。そんな日常のちょっとした幸せを見逃さないようにしています。たとえどんなに小さなことでもそうしたことに少し目を向けるだけで毎日はずっと楽しくなるし、いつもの日常の中にこそ大切なものがたくさんあると思うんです。


――高垣さんの私服はブログやインスタグラムでも人気を呼んでいます。プライベートではどんなファッションがお好きですか?

基本的にベーシックなものが好きです。私服ではパンツにスニーカーの日もあればスカートにヒールの日もありますし、いろいろですね。昔はもう少しかわいい感じのスタイルが多かったですが、だんだんとシンプルになってきました。

――今年の秋冬で注目しているファッションは?

秋冬にあえてパステルカラーを着てみたいです。シーズンらしいボルドーやカーキも好きですが、小物などでパステルを取り入れても柔らかい感じがしていいですよね。秋冬はそれでなくても重くなりがちですし。まさに今日の撮影で着た衣装が気分です。あとはジャケットを女性らしく着こなしたり、ベルトにも注目しています。今まで買ったニットなどに合わせて楽しみたいです。


――昨年にはご自身がディレクションを務めるジュエリーブランド「CISOLASSE(シソーラス)」も立ち上がりました。新たなフィールドへのチャレンジをどう感じていますか?

ブランドには一から関わっています。ブランドのコンセプト会議に出席するために、海外の雑誌や風景写真などをずいぶん集めて持っていきました。ディレクターとしてロケ場所を決めたり、イメージモデルもたくさんの中からオーディションして決めました。今までは自分がオーディションを受ける側だったので、モデルさんたちの緊張もわかるし、モデル業とは全く違うだけにとても勉強になりますし、やりがいも感じています。


Page1「とにかく無理をしすぎないこと。30代の今は毎日がとても楽しいです」 >>
Page3「モデルの仕事は奥が深い。もっと自分を磨いて成長し続けたい」 >>


photo/Yu Kusano styling/Masaaki Mitsuzono hair&make/Maki(LINX) text/mari.h

ケープ 175,000円 ドレス 310,000円 スカーフ 125,000 ベルト 70,000円 シューズ210,000円(すべてバーバリー プローサム/バーバリー・ジャパン TEL.0066-33-812819)

RECOMMEND

Recommend