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「顔も知らない相手ならいいの?」毎晩ネトゲで他の女性と盛り上がる彼氏。その呆れた言い分に私の我慢は限界

「顔も知らない相手ならいいの?」毎晩ネトゲで他の女性と盛り上がる彼氏。その呆れた言い分に私の我慢は限界

ゲームに夢中の彼

最近の彼は、すっかりオンラインゲームの世界の住人だ。

彼が家で趣味の時間を満喫しているのは良いことだと思う反面、どうしても私の心には黒いモヤがかかっている。

原因は、彼がゲーム中に繋いでいる「ボイスチャット」と「メッセージ」の相手だ。

「あー、ごめんごめん、俺がカバーする!」

「ナイスヒール!助かったわー」

「えっ、それウケるんだけど!」

モニターの光に照らされながら、ヘッドセット越しに誰かと談笑する彼。

最初は「趣味の合う仲間がいてよかったね」と微笑ましく思っていた。

けれど、会話の端々から聞こえてくるのは、いつも決まって少し高めの甘い声。ふと視界に入った彼のスマホにも、絵文字が飛び交うポップなメッセージ画面が映っていた。

そう、彼は来る日も来る日も、特定の「女性プレイヤー」たちとばかり交流しているのだ。

無視していい理由なの?

ある日の夜。

私が話しかけた時は上の空だったくせに、ゲームにログインした途端、彼は何時間もハイテンションで話し続けている。

すぐ隣にいる私を空気のように扱うその光景に、ついに堪忍袋の緒が切れた。

「ねえ、今日もまた女の人と通話してるの?」

「ん? ああ、ギルドのメンバーね」

「……最近、女の人とばかりゲームしてない?」

不満を滲ませた私の声にも、彼はモニターから視線を外さない。そして、悪気すら感じさせないトーンでこう言い放ったのだ。

「いや、ただのネットの繋がりだし。顔も知らねーよ」

顔を知らなければ、隣に彼女がいても他の女性と朝まで長電話をしていいとでも言うのだろうか。

あまりの言い草に、私は開いた口が塞がらなかった。

「顔がわからなくてもさ、毎日毎日そんなに話してたら、情とか湧いたりしないの?」

「するわけないだろ。ただのゲーム仲間だって。お前、気にしすぎ」

「気にしすぎっていうか……すぐ隣で他の女の人と楽しそうにされてたら、普通に嫌な気分なんだけど」

「リアルで会って浮気してるわけじゃないんだし、別に減るもんじゃないだろ?」

コントローラーのボタンを叩く音は止まらない。私の切実な訴えは、彼の耳には全く届いていないようだった。

たしかに、現実世界で浮気をしているわけではないのだろう。

しかし、同じ空間にいる私との時間は適当に済ませ、画面越しの女性には満面の笑みを向ける日々。

「ねえ、ちょっと私の話も聞いてよ」

「あー、ごめん! 今ボス戦で手が離せないからちょっと待って!」

私に冷たい背中を向けたまま、また楽しそうな笑い声をあげる彼。

「ゲームの世界だから」という言い訳は、恋人の心をこんなにも蔑ろにしていい免罪符になるのだろうか。顔さえ知らなければ、別の女性を優先し続けても許されるの?

今日も部屋に響く和気あいあいとした通話の声を聞きながら、私の中の何かがプツリと切れそうになっていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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