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「研修受けてないから」を免罪符に仕事を丸投げする上司。部長のガチギレ説教で顔面蒼白になった話

「研修受けてないから」を免罪符に仕事を丸投げする上司。部長のガチギレ説教で顔面蒼白になった話
「研修受けてない」繰り返される責任逃れ
30代になり、中堅社員として現場の第一線で働く毎日。
仕事自体にはやりがいを感じていますが、最近配属されてきた「社歴だけは長い上司」のせいで、ストレスは溜まる一方です。
ある日の夕方。
自分のタスクで手一杯だった私のデスクに、上司がのらりくらりとやってきました。
「ごめんごめん、ちょっとお願いがあるんだけど。この資料、明日までに仕上げといてくれない?数字の分析も入れといてね」
渡されたのは、ほとんど白紙のメモ書き。
明日が期限の仕事を夕方に投げてくるなんて、無茶ぶりにもほどがあります。
「明日ですか!? すみません、私も今抱えている案件が多くて……。これくらいでしたら、ご自身で作成いただけませんか?」
私がそう断りを入れると、上司は待っていましたとばかりに、いつものセリフを繰り出しました。
「いやー、俺も自分でやりたいんだけどさ。こっちの部署に来たとき、急ぎのトラブル対応があって研修を最後まで受けられなかったじゃない?知識不足の俺が手を動かすより、優秀な君がパパッとやったほうが確実だからさ」
この上司、配属から半年が経過してもなお、「研修を受けていないから業務がわからない」という言葉を盾にして、面倒な実務をすべて部下に丸投げしてくるのです。
「でも、もう半年経ちますよね?わからない部分だけでも、過去の資料などを確認していただければ……」
「まあまあ、仕事は適材適所って言うじゃない!じゃあ頼んだよ、期待してる!」
言うだけ言って、足早に会議室へ逃げ込む上司。
結局その日も、私は深夜まで残業し、上司の名前で提出される資料を歯を食いしばりながら完成させました。
しかし数日後、ついに「その時」がやってきます。
部内の重要会議でのこと。
私が作成したその資料について、さらに上の部長から鋭い指摘が飛んだのです。
「ここの分析結果だが、元になっているデータはどこにあるんだ?」
上司はみるみるうちに顔を引きつらせ、あろうことか隣に座る私へ話を振ってきました。
「あ、ええと……それは……。部長、実は私、着任時の研修を最後まで受けられておらず……。この資料は、実務に詳しい彼女に一任していたんです。ほら、説明してあげて?」
またしても部下を盾にして逃れようとする、卑怯極まりない責任転嫁。しかし、部長の反応は上司の甘い考えを打ち砕くものでした。
部長の一喝でスカッと!「今すぐここから出ていけ」
「……研修を受けていない、だと?」
部長のドス黒い声が会議室に響きます。
「はい、そうなんです。タイミングが悪く、基礎的な部分が抜けていまして…」
申し訳ないフリをしつつ、「だから仕方ないですよね」とでも言いたげな表情の上司。すると部長は、ドンッ!と資料を机に叩きつけました。
「半年も時間があって、自らキャッチアップする姿勢すらないということか! 役職者としての責任を果たせないなら、今すぐこの会議から出て、新入社員に混ざって一から研修を受け直してこい。お前が不在の間、そのポストはこの資料を作った彼女に任せる」
「えっ……いや、それは……」
「言い訳は聞かん。自分の無知を部下に尻拭いさせて恥ずかしくないのか!」
会議室に轟く部長の怒声。
上司は顔を真っ赤にし、ただ震えながら下を向くことしかできませんでした。
その後、上司は部長の言葉通り本当に「再研修」を命じられました。心を入れ替えたのか、それとも単に部長の雷が恐ろしいのか、今では毎日分厚い業務マニュアルと首っ引きになっています。
「俺、研修受けてないからさ」
あの忌まわしい口癖が消え去ったオフィスで、今日も私はストレスなく、自分の業務に集中できています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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