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「誕生日おめでとう」ギフトを送ってきた元彼。だが、私が受け取り辞退のボタンを押した結果【短編小説】

「誕生日おめでとう」ギフトを送ってきた元彼。だが、私が受け取り辞退のボタンを押した結果【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

誕生日に届いたのは

私の誕生日の夜のことです。

部屋で一人、買ってきたケーキを食べようとのんびりしていました。

年齢を重ねるごとに、誕生日は自分を労わる静かな日へと変わっていきました。

そんな時、スマホの画面が明るくなり、通知が届きました。

画面を見て、思わずため息をつきました。送り主は、三年前に別れた元彼だったのです。

「誕生日おめでとう。元気にしてる?ちょっとしたものだけど、受け取って」

メッセージには、カフェのデジタルギフトのリンクがありました。彼とは彼の浮気が原因で別れました。それ以来、一切連絡を取っていなかったのに、なぜ今更送ってきたのでしょうか。

おそらく、私の誕生日をふと思い出して、軽い気持ちで送ってきたのでしょう。

これをきっかけに再び連絡を取り合おうという魂胆かもしれません。

数百円のチケット。受け取ってしまえばそれでおしまいです。

でも、受け取るということは、彼との繋がりを少しでも許すということです。

それは、三年前の傷ついた自分を裏切るような気がしました。

私は迷うことなく、画面の「受け取り辞退」のボタンをタップしました。

彼の主張

すると数分後、スマホが立て続けに鳴り始めました。

「え、なんで受け取らないの?」

「ただのプレゼントだよ?気を遣わないで」

「もしかしてまだ怒ってる?少し話せない?」

画面に浮かび上がるメッセージを見て、私は思わず笑ってしまいました。

自分の好意が受け入れられるのが当たり前だと思っている彼の傲慢さが、三年経っても全く変わっていなかったからです。

私は既読にすることなく、彼を静かにブロックしました。そしてスマホを裏返しに置き、ケーキの箱を開けました。

不思議なほど心は晴れやかでした。「受け取り辞退」のボタンを押したことで、私の中に残っていた過去のモヤモヤまで一緒に消え去った気がしたのです。

甘いケーキを頬張りながら、新しい一年の始まりをお祝いしました。これからの人生は誰かに振り回されず、自分の足で歩いていく。そう決意できた、最高の誕生日になりました。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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