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「おい!何を隠してるんだ」ママ友の嘘を信じ息子を怒る夫。息子を救ったのは1枚の賞状だった【短編小説】

ありもしない「息子の噂」
「健太くん、夜中に遊んでない?」。 スーパーの帰り道、ばったり会ったママ友の伊藤さんが、私の耳にそっと毒を流し込みました。
夜中にこそこそ出かけているのを見た、目つきが悪くなった、とありもしない噂を並べ立てるのです。
笑って否定したものの、心には小さな棘が刺さってしまいました。
その日の夜、夫の雄介に伊藤さんの話をすると、彼はみるみる顔を曇らせました。
「そういえば最近、あいつも部屋に閉じこもりがちだな…」
世間体を何よりも気にする夫は、その日から息子を疑いの目で見るようになったのです。
「おい健太、お前何か隠してるんじゃないのか!」と声を荒らげる夫と、黙り込む息子。
私の言葉はもう誰にも届かず、家庭の空気はどんどん冷え切っていきました。
息子の部屋で知った「秘密」の真相
耐えきれなくなった私は、ある夜、健太の部屋をそっと覗きました。
すると、息子はヘッドホンをして、パソコンの画面に没頭していたのです。
それは、海外のプログラミング講師と繋がっているオンライン講座の画面でした。
夜更かしの理由は、時差のある海外の授業を受けるためだったのです。
さらに調べてみると、先日学校で行われたプログラミングコンテストで、健太が伊藤さんの息子さんを抑えて優勝していたことがわかりました。
伊藤さんの言葉は、優秀な息子への嫉妬から生まれた真っ赤な嘘だったのです。
私は、健太がもらった賞状を夫の前に突きつけました。
「これが、あなたが『変』だと言った息子の正体よ。あなたは噂を信じて、一番大切な家族を傷つけたの」
夫は言葉を失い、ただ立ち尽くすばかりでした。
後日、私は伊藤さんに笑顔でこう言いました。
「この間はご心配どうも。息子、夜遅くまで勉強を頑張っていたみたいで、コンテストで優勝できたんです。伊藤さんの息子さんの分まで頑張ったみたいですよ」
みるみるうちに青ざめていく彼女に背を向け、私は静かにその場を去りました。
根も葉もない噂で壊れかけた家族。でも、この一件で私たちの絆は、以前よりもずっと強くなったと信じています。
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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