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【月収50万】「可愛い!」とSNSで人気爆発。会社員の私が、趣味を本気で仕事にしたら…【短編小説】

「美咲、それ、仕事にすれば?」
親友の一言が、私の人生を大きく変えるとは、この時の私は夢にも思っていませんでした。
仕事で疲れた日、私はいつも趣味である「ハンドメイドアクセサリー作り」に没頭していました。
キラキラと輝くビーズや天然石を組み合わせる時間は、私の心を癒してくれる大切なひとときでした。
親友にその作品を見せると、彼女は目を輝かせて言いました。「美咲、これすごく可愛い!もったいないよ、仕事にしてみたら?」と。
私は笑ってごまかしましたが、その言葉は私の心に深く突き刺さりました。当時の私は、毎日のルーティンワークにうんざりし、漠然とした将来への不安を抱えていたのです。
【衝撃】人生を変えた“小さな一歩”
親友の言葉をきっかけに、私はハンドメイド作品をSNSで公開してみることにしました。すると、想像以上の反響がありました。「可愛い!」「どこで買えますか?」というコメントが殺到。
私は思い切って、小さなオンラインストアを開設してみることにしました。
もちろん、最初から順調だったわけではありません。デザインがなかなか思いつかなかったり、梱包作業に追われたり。
仕事から帰ってきてからの作業は、体力的に辛いこともありました。
それでも、お客様から「美咲さんのアクセサリーをつけると、気分が上がります!」というメッセージをもらうたびに、私は大きなやりがいを感じました。
“好き”が、月収50万になった日
お客様が増え、売上も徐々に上がっていきました。そして、気づけば私は、会社員の月収をはるかに超える金額を稼げるようになっていました。
私は、会社を辞め、ハンドメイド作家として独立することを決意しました。
会社を辞めた日、親友に電話をかけました。「あの時、仕事にすればって言ってくれて、ありがとう」。電話口の親友は、自分のことのように喜んでくれました。
あの頃の私は、夢を見ることすら諦めていた。でも、親友の一言をきっかけに、私は自分の“好き”を信じて、小さな一歩を踏み出すことができたのです。
私の“好き”は、私に月収50万という豊かさだけでなく、それ以上の「自分らしく生きる」という大きな喜びを運んできてくれたのでした。
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本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
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