GLAM Editorial

2015.01.16(Fri)

新垣結衣主演映画「くちびるに歌を」完成披露試写イベントをレポート!

0114『くちびるに歌を』メイン

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2015年2月28日(土)より公開となる映画「くちびるに歌を」(制作・配給:アスミック・エース)の完成披露試写イベントが行われました。イベントには、初の教師役に挑んだ新垣結衣さん、12人の合唱部員役の若手俳優たち、そして三木孝浩監督が登壇。

原作は、全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作り手であるアンジェラ・アキさんのテレビドキュメンタリーをもとに、作家の中田永一さんが書きおろし、本屋大賞にもノミネートされた同名小説。

イベント冒頭では合唱部員の生徒映画クライマックスの合唱シーンさながらに「手紙 ~拝啓 十五の君にへ~」を緊張した面持ちながらも見事なハーモニーを披露、舞台裏から見守っていた新垣さん、三木監督をはじめ、会場からは大きな拍手が起こりました。

主演を務めた新垣さんは作品について、「観終わって監督に伝えたのは、『気持ちよかったです』という言葉でした。清涼感というか、すごく心が洗われるというか…。生徒たちがすごく輝いています。(新垣さん演じる)柏木を通して、15歳の時を思い出していただければと思います。」と手応えを感じていた様子。三木監督が絶賛する、新垣さんのピアノに向かう佇まいの美しさも必見です。

そしてGlamエディターYが感銘を受けたのは三木監督の「子供には子供の悩み、大人には大人の悩みがあって…。全ての悩みを解決することは出来ないけれど、(作品が)寄り添うことはできると思って。この映画は見た人の心に繋がることができると思います。」という言葉。三木監督が手掛ける数々の映画やミュージックビデオは、尊い青春の息吹を思い起こさせてくれて、そして温かなやさしさを感じる作品が多いように思いますが、この「くちびるに歌を」はまさにその真骨頂!

「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」は、15歳のアンジェラさんが30歳の未来の自分へ宛てた手紙がもとになって作られた楽曲と言われています。新垣さんがイベントの最後に、「『くちびるに歌を』は、今15歳の人も、かつて15歳だった人も、全ての人が主役となって楽しめる作品」と話していましたが、まさにその通り。ちなみに試写の観劇中、エディターY(割と大人)と、他の観客の若い女の子たちとで、泣きどころのポイントが違ったのも印象的でした…!
若者のピュアな心さながらにやさしく美しい長崎の五島の風景、そして大人と子供それぞれの青春群像劇…作品を観終わった時には清々しさ、そして希望とともに生まれ変わったような気持ちになれる作品です。

「くちびるに歌を」は2015年2月28日(土)より全国ロードショー。
公開をお楽しみに!

「くちびるに歌を」オフィシャルサイト: http://kuchibiru.jp/
Text/ Yoko Yamazaki (Glam Editorial Team)

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