今年の春にトライベッカ映画祭オープニング作品として注目を集めたドキュメンタリー映画『ディオールと私』が2015年3月、日本に上陸する。このほど公開に先立ち、アトリエ内のシーンを撮った場面写真と公式トレイラーがリリースされた。
2012年、空席になっていたDior(ディオール)のアーティスティック･ディレクターに、メンズ･プレタポルテのデザイナーとして知られていたラフ･シモンズが就任----。当時ファッション業界に驚きをもたらしたこの発表は、ディオールのアトリエ内部でも「予想外の人選」。しかも、通常は5～6ヶ月をかけるパリコレまでの準備期間はわずか8週間しかなかった。
