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「えっ、こんな時間に誰?」深夜1時半のインターホン。私を震え上がらせた訪問者の正体

「えっ、こんな時間に誰?」深夜1時半のインターホン。私を震え上がらせた訪問者の正体

深夜に鳴り響くインターホン

私が19歳、専門学校の卒業式を2週間後に控えたある日のこと。

深夜1時半、鳴り響くインターホンと謎の音

その日は課題を終えて、ようやくベッドに入ったところでした。

時計の針は深夜1時半。

うとうとし始めたその時、静まり返った部屋に突然響き渡る電子音。

「ピンポーン……ピンポーン……」

「えっ、こんな時間に誰……?」

心臓がドクンと大きく跳ね上がります。一人暮らしのアパート、こんな深夜の来訪者なんて普通じゃありません。

恐る恐る起き上がり、足音を忍ばせてモニターを確認。

「モニターには……誰も映ってない……? 気のせいかな……」

ホッとしたのも束の間、今度は玄関のドアの方から信じられない音が。

「ガチャガチャ……ガタガタガタッ!」

「ヒッ……!」

ドアに付いている郵便ポストを、外から激しく揺らしている音。誰かが無理やりこじ開けようとしているのかもしれません。

「どうしよう、誰かが入ってきちゃう……! お願い、早くどこかへ行って……!」

私は慌てて布団に潜り込み、頭までスッポリと被って息をひそめました。ガタガタと震える体。永遠にも感じられる時間。

しばらくするとピタリと物音が止み、どうやらその人はどこかへ立ち去ったようでした。

後日判明した、恐ろしすぎる訪問者の正体

数日後、私は学校で仲の良い友達に、その夜の出来事を打ち明けることに。

「ねえ、聞いて。この前すごく怖いことがあって……深夜に家のポストをガチャガチャされたの」

「えっ、何それ! 無事だったの!?」

「うん、なんとか……。でも、誰だったのか全然分からなくて」

すると、友達は少し言いにくそうに口を開きます。

「……あのさ、もしかしたらだけど。同じクラスのあの男子かもしれない」

「えっ? どういうこと?」

「実は……あの子、あんたのことが好きみたいで。自分で色々調べて、あんたのアパートを突き止めたって話してるのを他の子から聞いたの」

「嘘でしょ!? 私、家なんて教えてないのに……!」

一気に引いていく血の気。

あの深夜の不審者は、全く見知らぬ人ではなく、毎日顔を合わせているクラスメイトだったのです。

「本当にごめん、もっと早く気付いてあげられれば……。私から、あの子にキツく言っておくから!」

「……うん、お願い。本当に怖い……」

その後、友達が間に入って厳しく注意してくれたおかげで、彼からの付きまといや訪問はパタリと消滅。

無事に卒業式も終えることができ、心から安堵しました。

しかし、深夜に鳴り響いたインターホンと、ポストを激しく揺らすあの不気味な音。そして、知らない間に住所を特定されていたという気味の悪さ……。

あの時の恐怖は、今でも忘れることができません。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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