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「旅行先?なんでもいいよ」と答える彼。後日、旅行プランを伝えると、聞きたくなかった一言が【短編小説】

「旅行先?なんでもいいよ」と答える彼。後日、旅行プランを伝えると、聞きたくなかった一言が【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

便利すぎる言葉「なんでもいい」

付き合って三年の彼氏には、本当に腹の立つ口癖があります。

それは、デートの食事を決める時の「俺はなんでもいいよ」という一言です。

それならと私が「パスタはどう?」と提案すれば「えー、昨日麺だったしな」と却下。

「じゃあお寿司は?」と聞けば「生魚の気分じゃない」と全否定してくるのです。

「なんでもいい(なんでもよくない)」という面倒くさい彼の態度に、私はいつもウンザリしていました。

そんな中、私たちの三年記念日の旅行を計画することになりました。

「旅行先、どこが良い?」

と聞く私に対し、彼はスマホから目を離さずに答えました。

「旅行先? なんでもいいよ。君の行きたいところで」

またか、と思いつつも、私は数日かけて彼も好きそうな海鮮料理が美味しい、海沿いの綺麗なリゾートホテルを探し出し、完璧なプランを立てました。

否定するだけの男に下した痛快な決断

週末、彼に自信満々で旅行プランを伝えた時のことです。

画面を見た彼は、眉をひそめて聞きたくなかった一言を放ちました。

「えー、海鮮? 旅館の食事って重いんだよね。しかも海沿いって潮風でベタベタするじゃん。どうせなら山の涼しいコテージとかの方が良くない?」

自分で調べもしないくせに、私が苦労して考えた案を平気で全否定してきたのです。

「なんでもいいって言ったよね? じゃあ自分で山のコテージ探してよ」

と私が怒ると、彼は呆れたような顔で言いました。

「俺はなんでもいいから任せるって言ったじゃん。もっと俺の好みを分かってくれてると思ったのに」

その身勝手なセリフを聞いた瞬間、私の中で何かが完全に冷めました。

「そう。なんでもいいんだね。じゃあ、私が一人で行くのも『なんでもいい』よね」

私はその場で自分のスマホを操作し、彼に笑顔で画面を見せました。

「今、あなたの分の予約だけキャンセルしたから。記念日は一人でゆっくり山でも登ってきたら?」

「えっ、嘘だろ!? ちょっと待って!」

慌ててすがりついてくる彼を完全に無視し、私は後日、一人で豪華な海沿いのリゾートを心ゆくまで満喫しました。

文句ばかりで対案を出さない男を綺麗さっぱり置いてけぼりにしてやった、最高にスカッとする記念日旅行でした。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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