Share
グアムのバス「赤いシャトルバス」を徹底解説!路線や料金、乗り方など紹介【2025年11月最新】
INDEX

グアムには、観光客向けの路線バス「赤いシャトルバス」が運行しています。赤いシャトルバスは、主要観光地やショッピングセンターなどをつなぐ、便利な路線バスです。
赤いシャトルバスを利用することで、現地でレンタカーを借りない方も、費用を抑えつつ島内を移動でき、グアム旅行を楽しめます。
この記事では、実際にグアムで赤いシャトルバスを利用したことがある筆者が、赤いシャトルバスの路線や乗車料金、乗り方などを解説します。赤いシャトルバスの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
※2025年11月22日に記事を更新しております。閲覧時点で時刻表やルートなどが変更されている可能性があるため、必ず公式サイトもチェックしてください。
赤いシャトルバスとは

赤いシャトルバスとは、T.P. Micronesia, Inc.(ラムラムツアーズ&トランスポーテーション)が運営する、グアム唯一の路線バスです。
その名のとおり赤色の車体が特徴的です(赤いシャトルバスの名称で、赤色ではないバスが運行していることもあります)。
グアムには電車や路面電車などがなく、タクシーやレンタカーと並んで、赤いシャトルバスは観光客の主な移動手段となっています。
赤いシャトルバスは乗車料金が安く、グアムの主要観光地やショッピングセンターなどを通るため、現地交通費を安く抑えつつ、旅行を楽しみたい観光客に必須の移動手段です!
赤いシャトルバスの路線・時刻表
2025年11月時点で、赤いシャトルバスには次の6つの路線があります。
- 1.タモンシャトル(南廻り/北廻り)
- 2.ショッピングモールシャトル
- 3.チャモロビレッジナイトマーケットシャトル(水曜日のみ)
- 4.デデド朝市シャトル往復券(土曜日のみ)
- 5.恋人岬サンデーシャトル(日曜日のみ)
- 6.赤いシャトルバス1日券~3日券(グアム空港⇔ホテルの往復送迎付き)
各路線の概要や時刻表について、次から詳しく紹介します。
1.タモンシャトル(南廻り/北廻り)

| 料金 | 【1回乗車】 ・大人(12歳以上):7ドル ・子ども(6~11歳):7ドル ・幼児 (5歳以下):無料 【1日券】 ・大人(12歳以上):15ドル ・子ども(6~11歳):7ドル ・幼児 (5歳以下):無料 ※2日券~5日券も取り扱いあり ※1日券などはショッピングモールシャトルにも利用可 |
|---|---|
| 詳細 | ・事前予約は不要 ・オンラインでチケット購入可 |
| 1日の便数 | 北廻り16便、南廻り15便 |
| 路線図・時刻表 | ・路線図 ・時刻表 |
| チケット購入 | ・1回乗車券 ・1日券 ・2日券 ・3日券 ・4日券 ・5日券 |
※2025年10月12日~12月21日の毎週日曜日(11月30日をのぞく)は、タモンナイトマーケット開催に伴い、タモンシャトルの時刻表およびルートが変更となります。必ず、上記の「路線図」および「時刻表」から変更情報を確認してください。
タモンシャトルは、マイクロネシアモールとグアム・プレミア・アウトレットを起点に、グアム観光の中心地・タモンのホテルやショッピング施設を巡る路線です。観光客にとってもっとも利便性が高く、おそらく乗車機会がもっとも多い路線でしょう。
上記画像の通り、タモンシャトルには「南廻り」と「北廻り」の2つの路線があります。南廻りはマイクロネシアモール発→グアム・プレミア・アウトレット終点、北廻りはグアム・プレミア・アウトレット発→マイクロネシアモール終点です。

▲マイクロネシアモール

▲グアム・プレミア・アウトレット
タモンの主要ホテルやショッピング施設を網羅しているため、タモン内の移動にも便利です。さらに、人気ショッピング施設のマイクロネシアモールとグアム・プレミア・アウトレットを結んでいるため、ショッピングにも使い勝手が良い路線となっています。
タモンシャトルは1回の乗車につき7ドルとやや高めですが、1日券(15ドル)~5日券(35ドル)を販売しており、何度も乗車する方は1日券などの利用がおすすめです。
<タモンシャトル時刻表(2025/10/8~12/21)>
▼北廻り(月~土、11月30日)

▼北廻り(日曜日※11月30日を除く)

▼南廻り(月~土、11月30日)

▼南廻り(日曜日※11月30日を除く)

※2025年11月29日時点での情報です。閲覧時に時刻表が変わっている可能性がありますので、必ず公式サイトもチェックしてください。
マイクロネシアモールとグアム・プレミア・アウトレットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。
参考:マイクロネシアモールはグアム最大のショッピングモール!おすすめ店舗や行き方など徹底解説♪
参考:グアム・プレミア・アウトレットでお得なショッピングを楽しもう!おすすめ店舗やアクセスなど詳しく解説
2.ショッピングモールシャトル

| 料金 | 【1回乗車】 ・大人(12歳以上):7ドル ・子ども(6~11歳):7ドル ・幼児 (5歳以下):無料 【1日券】 ・大人(12歳以上):15ドル ・子ども(6~11歳):7ドル ・幼児 (5歳以下):無料 ※2日券~5日券も取り扱いあり ※1日券などはタモンシャトルにも利用可 |
|---|---|
| 詳細 | ・事前予約は不要 ・オンラインでチケット購入可 |
| 1日の便数 | 6便 |
| 路線図・時刻表 | ・路線図 ・時刻表 |
| チケット購入 | ・1回乗車券 ・1日券 ・2日券 ・3日券 ・4日券 ・5日券 |
※2025年10月12日~12月21日の毎週日曜日(11月30日をのぞく)は、タモンナイトマーケット開催に伴い、ショッピングモールシャトルの時刻表およびルートが変更となります。必ず、上記の「路線図」および「時刻表」から変更情報を確認してください。
ショッピングモールシャトルは、グアムの主要ショッピング施設をつなぐ路線です。
出発地点はグアム・プレミア・アウトレットで、Kマートやドンキ、マイクロネシアモールなど島内の人気ショッピング施設を巡り、アウトレットまで一周する路線となっています。
ショッピングを巡るのに便利であるのはもちろんのこと、タモンシャトルよりもバス停が少ないため、うまく活用すれば島内の移動時間を減らせる便利な路線です。
さらに、ドンキに唯一停車する赤いシャトルバスの路線が、このショッピングモールシャトルです(別に、ドンキが独自に運行しているバスもあります)
乗車料金については、タモンシャトルと同様、1回の乗車につき7ドルで、1日券~5日券の対象路線です。
<ショッピングモールシャトル時刻表(2025/10/8~12/21)>

▼11月27日サンクスギビングデー

※2025年11月24日時点での情報です。閲覧時に時刻表が変わっている可能性がありますので、必ず公式サイトもチェックしてください。
ドンキについては実際に取材しており、以下記事で魅力やおすすめ商品などを紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
参考:【取材レポ】グアムのドン・キホーテ「VILLAGE OF DONKI(ヴィレッジ・オブ・ドンキ)」はどんなところ?魅力や人気商品など紹介!
3.チャモロビレッジナイトマーケットシャトル(水曜日のみ)

| 料金 | 【往復】 ・大人(12歳以上):15ドル ・子ども(6~11歳):8ドル ・幼児 (5歳以下):無料 【復路片道】 ・大人(12歳以上):8ドル ・子ども(6~11歳):8ドル ・幼児 (5歳以下):無料 |
|---|---|
| 詳細 | ・毎週水曜日のみの運行 ・予約可 ・オンラインでチケット購入可 |
| 1日の便数 | 4便(往路2便・復路2便) |
| 路線図・時刻表 | ・路線図 ・時刻表 |
| チケット購入 | ・往復券 ・復路片道券 |
※2025年12月1日時点の情報です。閲覧時点で情報が変わっている可能性がありますので、公式HPもあわせてご確認ください。
チャモロビレッジナイトマーケットシャトルは、毎週水曜日の夜に開催されるチャモロビレッジのナイトマーケットに合わせ、水曜日のみに運行している路線です。

▲チャモロビレッジのナイトマーケット(© グアム政府観光局)
1日4便で、行き・帰りで各2便です。ただし、このチャモロビレッジナイトマーケットシャトルの往路については、グアム・プレミア・アウトレットから出発になっています。
タモンからバスが運行していないため、一度赤いシャトルバスなどを使ってグアム・プレミア・アウトレットまで行く必要があり、少々面倒なのが難点です。
一方で、帰りはタモンの主要ホテルなどを運行するルートとなっているため、アウトレットを経由することなく、直接タモンまで帰れます。
チャモロビレッジナイトマーケットシャトルは「往復券」と「復路片道券」の2種類を販売しています。行きはタクシーでナイトマーケットに行くという方などは、復路片道券が便利です!
<チャモロビレッジナイトマーケットシャトル時刻表>

※2025年12月1日時点での情報です。閲覧時に時刻表が変わっている可能性がありますので、必ず公式サイトもチェックしてください。
チャモロビレッジについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアムのチャモロビレッジに行こう!ナイトマーケットの楽しみ方や行き方を紹介♪
4.デデド朝市シャトル(土曜日のみ)

| 料金 | 【往復】 ・大人(12歳以上):20ドル ・子ども(6~11歳):10ドル ・幼児 (5歳以下):無料 |
|---|---|
| 詳細 | ・毎週土曜日のみの運行(日曜日の運行はなし) ・予約制※前日の16時までの予約、満席になり次第終了 ・オンラインでチケット購入可 |
| 1日の便数 | 2便(往路1便・復路1便) |
| 路線図・時刻表 | ・路線図 ・時刻表 |
| チケット購入 | ・往復券 |
※2025年11月11日時点の情報です。閲覧時点で情報が変わっている可能性がありますので、公式HPもあわせてご確認ください。
デデド朝市シャトルは、毎週土日の朝限定で開催されるフリーマーケット「デデドの朝市」に向かう、土曜日運行の路線です。
タモンの主要ホテル~デデドの朝市を結んでおり、土曜日にデデドの朝市に行きたい方にとって便利な路線です。
ただし、日曜日に運行していない点には注意が必要です。タモン中心地~デデドの朝市まで車で15分ほどの距離にあるため、日曜日にデデドの朝市に行きたい方は、レンタカーやタクシーを利用しましょう。
デデド朝市シャトルは、往復チケットで大人20ドルの販売で、事前予約制です。前日16時までの予約が必要で満席になり次第受付終了なので、土曜日にデデドの朝市に行く予定の方は、下記から早めに予約しておきましょう。
<デデドの朝市シャトル時刻表>

※2025年11月11日時点での情報です。閲覧時に時刻表が変わっている可能性がありますので、必ず公式サイトもチェックしてください。
デデドの朝市については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアムのデデドの朝市に行こう!ローカル感を身近に体験できるフリーマーケット♪
5.恋人岬サンデーシャトル(日曜日のみ)

| 料金 | 【往復】 大人 (12歳以上):10ドル 子供 (6~11歳):5ドル 幼児 (1~5歳):無料 |
|---|---|
| 詳細 | ・予約制※前日の16時までの予約、満席になり次第終了 ・オンラインでチケット購入可 |
| 1日の便数 | 8便(往路4便・復路4便) |
| 時刻表 | ・時刻表 |
| チケット購入 | ・往復券 |
※2025年11月11日時点の情報です。閲覧時点で情報が変わっている可能性がありますので、公式HPもあわせてご確認ください。
恋人岬はグアムで人気のある観光地の1つで、島内屈指の景勝地として知られています。
2025年9月7日(日)~2026年1月4日(日)の期間、日曜日のみで、マイクロネシアモール~恋人岬を結ぶ赤いシャトルバスの路線「恋人岬サンデーシャトル」が運行しています。

▲恋人岬(© グアム政府観光局)
ただし、タモンから直接運行しているわけではないため、赤いシャトルバスなどで一度ショッピングモールの「マイクロネシアモール」を経由しなければいけません。
また、日曜日のみの運行です。月~土曜日に恋人岬に行きたい方は、レンタカーやタクシーなどを利用しましょう。
料金は大人往復10ドルで、前日16時までの予約制です。日曜日に恋人岬に行く予定の方は、下記から早めに予約しておきましょう。
恋人岬については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:【実体験付】グアムの恋人岬は観光定番スポット!行き方や伝説、入場料など徹底紹介!
6.赤いシャトルバス1日券~3日券(グアム空港⇔ホテルの往復送迎付き)

| 料金 | 【1日券~3日券】 ・大人(12歳以上):48ドル(1日券)、52ドル(2日券)、55ドル(3日券) ・子ども(6~11歳):40ドル(1日券)、42ドル(2日券)、44ドル(3日券) ・幼児(2~5歳):35ドル(共通) ・幼児 (1歳以下):無料(共通) |
|---|---|
| 詳細 | ・予約制※60日前0時から予約可 ・オンラインでチケット購入可 ・対象フライト限定の送迎サービス |
| 対象フライト※1 | 【往路送迎】 ・JAL(JL941)成田(10:00)→グアム(14:35) ・ティーウェイ航空(TW509)関西(10:45)→グアム(15:15) ・ユナイテッド航空(UA827)成田(11:00)→グアム(15:45) ・ユナイテッド航空(UA150)関西(11:05)→グアム(15:40) ・ユナイテッド航空(UA136)中部(11:30)→グアム(16:15) 【復路送迎】 ・ティーウェイ航空(TW510)グアム(16:15)→関西(19:00) ・JAL(JL942)グアム(16:35)→成田(19:25) ・ユナイテッド航空(UA873)グアム(17:00)→成田 (19:55) |
| チケット購入 | ・1日券+空港~ホテル送迎 ・2日券+空港~ホテル送迎 ・3日券+空港~ホテル送迎 |
※2025年11月29日時点の情報です。閲覧時点で情報が変わっている可能性がありますので、公式HPもあわせてご確認ください。
※1...対象フライトについて、公式HPには2025年11月29日時点で就航していない便も記載されていたため、こちらでは記載しておりません。そのため、公式HPとは対象フライトの情報が異なりますので、ご了承願います。
こちらは、空港から主要ホテルの送迎と、タモンシャトルおよびショッピングモールで利用できる1日券~3日券がセットになったプランです(空港~ホテル送迎のみのチケットはありません)。
対象フライト限定のサービスではありますが、空港~ホテル送迎がついている、便利なプランです。
空港からタモンまで往復をタクシーで使うとそれなりに費用がかかること、また1日券~3日券(大人15~25ドル)もセットになっていることも考えると、お得であるといえます。
特に、現地で赤いシャトルバスをメインの交通手段にする方はお得になりやすいプランなので、ぜひ利用を検討してみてください!
本プランは予約制です。60日前の0時から予約できるので、利用予定の方は、早めに予約しておきましょう。
赤いシャトルバスの乗車料金

赤いシャトルバスの料金は、路線ごとに異なります。路線ごとの料金を下記の表にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
| 交通機関 | USドルでの価格 | 日本円での価格 (1ドル=150円で計算) |
|---|---|---|
| 1回乗車券※1 | 大人:7ドル 子ども:7ドル |
1,050円 |
| 1日券※1 | 大人:15ドル 子ども:7ドル |
大人:2,250円 子ども:1,050円 |
| 2日券※1 | 大人:20ドル 子ども:10ドル |
大人:3,000円 子ども:1,500円 |
| 3日券※1 | 大人:25ドル 子ども:12ドル |
大人:3,750円 子ども:1,800円 |
| 4日券※1 | 大人:30ドル 子ども:15ドル |
大人:4,500円 子ども:2,250円 |
| 5日券※1 | 大人:35ドル 子ども:17ドル |
大人:5,250円 子ども:2,550円 |
| チャモロビレッジナイトマーケットシャトル (水曜日のみ) |
大人:15ドル(往復) 大人:8ドル(片道) 子ども:8ドル(往復・片道) |
大人:2,250円(往復) 大人:1,200円(片道) 子ども:1,200円 |
| デデド朝市シャトル往復券 (土曜日のみ) |
大人:20ドル 子ども:10ドル |
大人:3,000円 子ども:1,500円 |
| 恋人岬サンデーシャトル (日曜日のみ) |
大人:10ドル 子ども:5ドル |
大人:1,500円 子ども:750円 |
※2025年11月11日時点での情報です。
※料金区分:大人(12歳以上)、子ども(6〜11歳)、幼児(5歳以下無料)
※1...対象路線はタモンシャトルとショッピングモールシャトルです
(定期キャンペーン)JCBカード提示で対象路線の乗車料金が無料に!
赤いシャトルバスでは、定期的に、JCBカードと提携した乗車無料キャンペーンを実施しています。
内容は、JCBカードをドライバーに提示するだけで、対象路線の赤いシャトルバス乗車料金が無料になるというものです。
JCBカードをもっている方にとって、非常に便利なキャンペーンなので、積極的に活用しましょう!
<現在実施されているJCBカード乗車無料キャンペーン>
| 実施期間 | 2025年11月1日~2026年3月31日 |
|---|---|
| 対象路線 | ショッピングモールシャトル |
| 対象のカード | JCBクレジットカードおよびJCBデビット ※以下のカードは対象となりません。 ・JCBプリペイド ・カードレスタイプのJCBカード |
| 備考 | ・乗車時に対象のJCBカードを運転手に見せるだけで、乗車料金無料が適用 ・JCBカード1枚提示につき、カード会員本人+同乗の子ども(6~11歳)2名まで無料※5歳以下は元々無料 |
※キャンペーン内容は、予告なく変更になる場合があります。
乗車券の購入方法

赤いシャトルバスの乗車券を購入する方法を4つ紹介します。
1.公式サイトからE-Ticketを購入する
一番おすすめは、公式サイトからEチケットを購入する方法です。購入後はスマホ画面をドライバーに提示するだけで乗車できる、便利な方法です。
公式サイトから購入するには、無料の会員登録が必要です。会員登録後「チケット購入」を選択し、購入したいチケットの購入に進みます。
決済方法はクレジットカードのみです。購入後、マイページに購入したEチケットが表示されます。初回乗車前に該当チケットの「利用開始」を選択し、その画面をドライバーに見せることで乗車できます。

画像出典:赤いシャトルバス
また、チケットは予約ごとの発行です。たとえば、3名分のチケットを購入すれば、チケットには「3名分」と記載されています。そのため、家族やグループで別行動する場合などは、チケットはわけて予約するようにしましょう。
なお、チケットが未使用の状態であれば、キャンセルも可能です。ただし、規定時間を過ぎると、キャンセル料がかかる場合があります。
2.旅行代理店から購入する
JTBやベルトラなど、旅行代理店によっては赤いシャトルバスのチケットを取り扱っています。これらの旅行代理店から、チケットを購入することも可能です。
3.シャトルバスのドライバーから購入する
シャトルバスのドライバーから、紙のチケットを直接購入する方法です。
決済方法は現金のみです。購入した紙のチケットをドライバーに提示することで、バスに乗車できます。
なお、購入したいチケットやお釣りをドライバーがもっているとは限らないため、おすすめできる方法ではありません。事前に、公式HP等から購入しておくほうが確実です。
4.現地のツアーデスクなどで購入する
グアム・プレミア・アウトレットやマイクロネシアモール、Tギャラリアグアムby DFSなどのショッピングセンター設置のチケットブース、ホテル内のコンシェルジュ、グアム国際空港、旅行会社のツアーデスクなどでも購入可能です。
ただし、英語で話さないといけない難易度を考えると、やはり事前購入しておいたほうが安心です。
【実体験付き】赤いシャトルバスの乗り方
実際に赤いシャトルバスに乗車したことがある筆者が、乗車方法を紹介します。タモンシャトル南廻りで、ウェスティン前(リーフホテル)からパシフィックアイランドクラブ前に乗車した時の乗車記録です。
まず、赤いシャトルバスの到着予定時刻前に、余裕をもってバス停で待機します。
バスが来た時、手を挙げる必要はなく、運転手から見えやすい位置に立っておけば大丈夫です。ただし、満車の場合は通過する可能性があるので、注意しましょう。

▲ウェスティン前(リーフホテル)
公式HPからEチケットを購入した方は、乗車前に、該当のチケットの「利用開始」のボタンを押しておきましょう。マイページの予約内容などから、購入したチケットを確認できます。

画像出典:赤いシャトルバス
バスがバス停近くに停車すれば扉が開くので、そのまま乗車します。乗車後は、利用開始のボタンを押したスマホの画面や、乗車料金が無料になるJCBカードなどを提示しましょう。
乗車時、ドライバーから行き先を尋ねられることがあるので、その際は英語で答えましょう(ちなみに筆者は、諸事情でスーツケースをもっており「空港に行くのか?」と聞かれたので「違います。PICです。」と答えました)。

意外に難しいのが降車時です。日本のバスのように、電光掲示板で次のバス停が表示されるわけではありません。
バスは基本的に、満車の場合を除き、すべてのバス停に停車します。そして、バス停に到着した時に、運転手が英語で案内してくれます。
英語での聞き取りが不安な方、降車のバス停がどこにあるのかよくわからないという方は、窓の景色から降車の目安となる建物を確認したり、Googleマップで現在地をリアルタイムでチェックしたりして、降りるバス停を間違えないように注意しましょう。
降車時は特に手続き等ないので、ドライバーにお礼を言って、そのまま降りれば大丈夫です。
グアムで赤いシャトルバスに乗る時の注意点

グアムの赤いシャトルバスに乗車する際に、知っておきたい注意点をいくつか紹介します。
1.スーツケースやベビーカーはもち込みにくい
日本のバスとは異なり、スーツケースやベビーカーを持ち込みにくいのが難点です。これらは持ち込むことはできますが、スーツケースは十分な置場がなかったり、ベビーカーは畳むように案内されたりします。
特に満車時は、スーツケースやベビーカーの置場に非常に困ります。バスの種類にもよるものの、車内の通路も人ひとりが通れるほどの広さで、通路にスーツケースやベビーカーを置くこともできません。
基本的に、スーツケースやベビーカーなどは、赤いシャトルバスに持ち込まないほうが楽です。
とはいえ、特にベビーカーに関してはどうしても持ち運びしないといけないご家族もいると思うので、少し骨が折れますが、畳んで空いている座席に収納するなどして対応しましょう。
2.路線によっては運行日が限られている
この記事でも紹介していますが、路線によっては運行日が限られているケースがあるため、注意しましょう。
2025年11月時点で、たとえば、デデド朝市シャトルは土曜日のみの運行で、日曜日は運行していません。また、恋人岬サンデーシャトルも、日曜日のみの運行です。
そのため「土曜日にも恋人岬サンデーシャトル運行しているだろう」と勘違いしてしまうと、当日にバスに乗車できず旅程が崩れる可能性があります。そのため、この記事や公式HPなどを参照し、自身が旅行する日に対象路線が運行しているか必ずチェックしましょう。
3.路線によっては予約が必須
「デデド朝市シャトル」「恋人岬サンデーシャトル」「赤いシャトルバス1日券~3日券(グアム空港⇔ホテルの往復送迎付き)」については予約制です。
満席になり次第受付が終了する可能性があるほか、「前日16時まで」など予約の期限が設定されているチケットがあります。そのため、スケジュールが決まっている方は、なるべく早めに予約しておきましょう。
4.早朝や深夜は運行していない
日本と異なり、赤いシャトルバスは早朝や深夜に運行していません。早朝や深夜は、タクシーなど別の移動手段を使いましょう。
特に、夜に赤いシャトルバスがないからと言って、夜間に徒歩で移動するのはあまりおすすめしません。
グアムは比較的治安のよい場所ですが、それでも海外です。夜遅い人通りの少ない時間に歩いていると、犯罪に遭う可能性が高くなります。
特に深夜や人通りのない場所で、赤いシャトルバスなしで移動する場合は、お金をケチらずにタクシーを利用しましょう。
なお、グアムの治安については以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参考:グアムの治安はどう?実際に渡航した筆者が注意点を解説♪
まとめ:グアム観光で便利な赤いシャトルバスを使おう!
グアム観光には、赤いシャトルバスを利用すると便利です。グアムの主要観光地やショッピング施設などを巡るほか、タクシーやレンタカーと比べてもコストを抑えやすい利点があります。
ぜひ赤いシャトルバスを利用して、賢くグアム旅行を満喫しましょう!

小川 遼
GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。
小川 遼の全ての記事を見る
https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/Feature
特集記事




