前から思ってたんですけど、元恋人からの連絡って不思議と重なりませんか？
僕の場合、数年に一度、元カノ3〜4人ぐらいから一斉にLINEやらメールやらDMが届くんです。
用事自体は大したことない雑談とかなのですが、奇妙に思っていました。
こういうのって僕だけかと考えてたんですが、友人に聞いてみると、彼も「あ～、たしかにたまにあるね」と話していました。
なのでもしかすると、今これを読んで「私もある！」となっちゃった人がいらっしゃるのかも……いや、きっといるでしょう。
さて。このような元恋人からの連絡って、ときには「もう一度会おうよ」みたいな要求を持ち掛けられることってあるものです。
このとき、相手はどんなことを考えているのでしょうか。
今回は、男性から元カノに「久しぶり！ ご飯行かない？」って連絡を寄越すときの彼らの心情に焦点を絞って解説していこうと思います。
復縁を希望しているから、誘う！
まずは王道。普通に復縁を希望して、ご飯に誘う男性というのは確実にいます。
ただそれが奏功するかどうかは相手の胸先一つなのですが。
この手の復縁を希望する男性って、大体別れた後に相手に関しての良い思い出ばかり残しちゃって、別れた理由を忘れてるってパターンが多いです。
言ってみれば都合の悪いことは忘れてるんですよね。
別れる理由があって別れた2人だということを、別れてから忘れちゃってるというか。
それでも相手の気持ちに応じる意向があるなら、もう一度会ってみるのもいいかもしれませんね。
カラダ目的で、誘う！
もうひとつ、男性が元カノに「ご飯行こう」と打診する理由にカラダ目的が挙げられます。
こういうのはもうホント自分勝手。たまたまムラムラして、たまたま手近に夜の相手をしてくれる相手がいないから「じゃあ元カノにアプローチしよっと」ってなるわけですね。
これ、滅茶苦茶世の中に多いです。僕の周りにもそういう男性結構いましたし、僕自身若い頃はこの邪悪な考えに脳みそを支配されている時期もあったのが、今思うと恥ずかしい……。
言うまでもなく、こういうのは誘われる側もなんとなく察してはいると思いますが、念のためここにちゃんと書き記しておきますね。
くれぐれもご注意ください！
直接会って面倒な相談をしたいので、誘う！
以前、知り合いのYちゃんという女性が、大学時代に2年ほど付き合っていた彼氏から「久々にご飯でもどう？」という連絡を受けたって話を僕に聞かせてくれたことがありまして。
面白そうなので「行ってきな」と背中を押したんですよね。というのもYちゃんは常々その元カレに未練があるという話をしていたので。
ところが実際に会ってみると、早々に元カレは「今、Yは幸せ？」と妙なことを言い出して。
そう。察しの良い方はもう分かったことでしょう。元カレはYちゃんと別れたあと、変な宗教に依存してしまったのです。
そして布教のターゲットとして手あたり次第に自分の知人友人をあたり、終いには元カノにまで勧誘を仕掛けたのでした。
これにはYちゃんもガッカリ。
「ずっと想い続けてた元カレが、まさか宗教にハマって私まで信者にしようとするなんて」と憤ったことは言うまでもありません。
また、こういう事例の他にも元カノを呼び出して金を借りようとしたり、連帯保証人になるように依頼するなどのケースを見聞きしたこともあります。
こんなリスクもあるので、元カレからのご飯の誘いにはある程度警戒しておくことも大切です。
おわりに
さっきも書いたことですが、そもそも元恋人ってのは昔付き合っていたけど、理由あって別れた男女同士なんですよね。
その理由って決して小さいものではなく「コイツとはもうやっていけない」と思ったから別れるという決断をとったはずなのです。
だから本来、元カレからのご飯の誘いなんて、決してメリットなどないのです。
基本的に元カレからの「ご飯行こう」には冷静に対応すべきだと考えます。
復縁目的の接近であっても、どうせ前に付き合ったとき上手く行かなかったんだから、今度も破局するに決まってるぐらいの気持ちを持った方がいいです。
別れる必要がない男女は、何年もずっと仲良く付き合っている現実があるってのが全てですよね。
個人的には、元カレからの「ご飯行こう」は、無視すべき案件と考えます！
（松本ミゾレ／ライター）
