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【気分が落ち込んだときの心の保ち方】いつもポジティブがいい理由

こんにちは、沙木貴咲です。「笑う門には福来る」といいますが、まさにその通り。いつもネガティブな人より、ポジティブな人のほうが、恋も仕事も幸福を引き寄せやすいようです。

ただ、誰だって気分が落ち込むときはありますし、テンションが低いときに無理やり気分を上げることがいいともかぎりません。湧き上がる感情のままに過ごせばいいのですが「ダウンしていると自分で運気下げそうで不安……」という方もいるのでは?

気持ちが沈んだとき、どういう過ごし方をすればいいんでしょうか?そして、そもそもなぜ“ポジティブでいることがいいのか”を、考えてみます!

気分が落ち込んだら “中庸”を心がける

人間には喜怒哀楽があって、いつでもポジティブマインドを維持するなんてムリです。
思うがまま、感じるがままに生きていければいいのですが……そうもいきません。
社会人として仕事をしたり、好きな人と付き合ったりしていれば、面白くないこともありますし、不安やストレスを感じる場面もあるでしょう。
ただ、怒りや悲しみに心を完全に奪われてしまうと、不満を感じて損をするだけ。
精神のセルフコントロールは、やっぱり上手いほうがいいですよね。
そのため、気分が落ち込んだときは“中庸”を心がけて、過剰に心が沈んでいかないようにする必要があります。
では、中庸を心がけるには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
・テンションが低くても、喜怒哀楽の感情が偏らないようにする。
・周囲と調和して、孤立しないようにする。
・意識して視野を広げ、独りよがりな考えに陥らないようにする。
こうした工夫が大切なのです。

いわゆる“引き寄せ”があなたの心を救う

つい先日「なぜポジティブでいなきゃいけないの? ネガティブはそんなにいけないの?」と質問されたのですが、ポジティブでいたほうが幸せを引き寄せやすいから、明るく心がけるといいんです。
ネガティブが悪い、というわけではありません。
いわゆる“引き寄せの法則”で、これは冒頭にもお話しした「笑う門には福来る」も、そのひとつ。
いつから使われ始めたのかはわかりませんが、このことわざは引き寄せの法則が世間的に認知される、ずっとずっと昔から使われています。
いつの時代にも、ポジティブは幸せを引き寄せるという考えが当たり前にあったのでしょう。
とはいえ、これはあくまで「そうしたほうがいいよね、たぶん」という話。
たとえば大恋愛の末に失恋して、笑顔になんかなれない状態にある場合は、いったん落ちるところまで落ちたほうが、気持ちは切り替わりやすいもの。
悲しみをすべて吐き出したなら、あとは浮上していくだけですから。

ネガティブが引き寄せるもの

筆者はかつて、10年ほどうつや不眠に悩まされていていました。つまりはメンへラだったのですが、ネガティブだと間違いなくネガティブを引き寄せます。
物騒な話ですが、「死にたい」と思っていたらギョッとするような自殺現場に出くわしたとか……そんな経験が複数回あります。
そのときは、神様か誰かに「死ぬってこういうことだよ」とチクリと言われたのかな、と本当に思ったものです。
『思考は現実化する』という名著を書いた成功論者がアメリカにいましたが、まさにそのとおり。ネガティブに浸ることをよしとする人がいたとしたら、やめたほうがいいです。
首までネガティブに浸かってしまったら、不幸のアリ地獄状態に陥りますし、這い上がるのが本当に大変ですから……。

さいごに

どう生きるかは、人それぞれ。
でも人生は一度きりで、できれば楽しく幸せに過ごしたいものです。
心を上手くセルフコントロールできれば、ポジティブを維持しやすく……つまり、幸せを実現しやすくなるでしょう。
気分が落ち込んだら“中庸”を心がけて、できるだけ早く気持ちを立て直すクセをつけてみては?
小さな落ち込みのときにまずは試して、すてきな人生を引き寄せましょう。
(沙木貴咲/ライター)

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