女優のアメリカ・フェレーラ(America Ferrera, 31)は米ABCの人気コメディドラマ「アグリー・ベティ」でブレイクした。20代半ばで世界的に有名な女優の仲間入りを果たしたものの、20代の10年間は決して楽しいことばかりではなかったようだ。
「20代は最高だったけど、大変でもあったわ。学ぶ時期は早く終えて、楽しみたいじゃない」とアメリカはElle誌オンライン版で語っている。「30代のほうが、20代よりも人生をもっと楽しくすごしている感じがする。おかしなことだけど、ずっと前から早く30歳になりたかった。16歳も21歳も、25歳だって楽しみには思えなかった。その年齢になれば、もっと大人になって、ありのままの自分と体を受け入れることができて、自分がどんな人間なのかが分かるようになると思っていたからよ」
「アグリー・ベティ」の終了後、アメリカはアニメ『ヒックとドラゴン』とその続編で声優を務めたり、プロデューサー業に進出したりと活躍の場を広げた。クオリティの高い仕事ができるようになったのも、人生でそういうステージに達したことを反映していると感じているようだ。
「役者として、女性が演じるのに良いキャラクターが出てくるのはその年齢だと感じたの」と彼女はつけ加えた。
Elleはアメリカの他に、オリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde)やテイラー・シリング(Taylor Schilling)、アナ・ケンドリック(Anna Kendrick, 30)といった有名人にも30歳になった感想を聞いている。
『イントゥ・ザ・ウッズ』にも出演しているアナは今月に誕生日を迎えているが、年齢を重ねるにつれ、より上手にチャンスをつかむよう努力するようになったと語った。
「ずっと若かった時はひどいアドバイスも受けていて、万が一のための計画なんて持つなというものだったわ。一点だけに集中して、他の仕事はまったく考えていなかった」とアナは語っている。「オスカー(授賞式)でパフォーマンスをする準備をしていた時、(コメディアンの)ジェームズ・コーデン(James Corden)にばったり会って、すごく緊張しているって言ったの。そしたら『楽しまなきゃダメだよ。だってそうじゃないと、13歳の時の君に殴られちゃうよ』と言われた。その言葉は忘れないようにしているわ」
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