俳優のノーマン・リーダス(Norman Reedus)が出演し、ゾンビがはびこる終末世界を舞台とした米人気TVシリーズ「ウォーキング・デッド」は先日、シーズン5の第12話が放送された。このエピソードでは生存者グループのリーダー、リック・グリムスが汚く伸びたヒゲを剃るシーンがある。
しかしノーマンは、自分が演じるダリル・ディクソンが近くヒゲを剃ってさっぱりするとは思えないようだ。
エンターテイメント情報サイト「ET Online」とのインタビューで、ダリルは風呂に入るべきだと指摘されると、ノーマンは「さあね。余計なお世話だよ」と笑って答えた。「『髪を切れ、シャワーを浴びろ』なんてうんざりだ。今のオレは野生動物モードだ。オレは男で、内蔵や血にまみれて汚いままが気に入っているんだ」
またノーマンは、今シーズンの今後のエピソードでは対立が頻発すると明かした。ここへ来て、生存者たちは野生本能をむき出しにした状態を完全に受け入れていると考えている。
「野生動物をつかまえてきて、オリの中に放り込む。どう見えようと、気持ちのいいものじゃなくなるさ」とノーマンは説明した。
さらにノーマンは、3月29日に放映されるシーズン最終話「Conquer」(制圧)にいたるまで、観客はドラマに引きずり込まれるだろうとも考えている。観客には新しいキャラクターに注意するよう呼びかけている。
「シーズンの後半は最高にいい」とノーマン。「何かが起きるが、それを言うことはできない。でも、観客の思い込みを裏切るキャラがいて、予想外の展開が起きるんだ」
米AMCが放送する「ウォーキング・デッド」の次のエピソードは、3月8日に全米で放映される。
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