GLAM Editorial

2015.02.13(Fri)

「glee」のドット=マリー・ジョーンズ、性転換エピソード撮影で感極まって号泣!

ドット=マリー・ジョーンズ

 米人気TVシリーズ「glee/ グリー 踊る♪合唱部!?」で男勝りなアメフトコーチ、シャノン・ビーストを演じているドット=マリー・ジョーンズ(Dot-Marie Jones, 51)は、ビーストが性転換を経て男性となるエピソードの撮影後、あまりの感激で帰り道に涙が止まらなかったという。

 ドットは米エンターテイメント情報番組「Access Hollywood」に出演し、性転換手術を受けて男性として学校に戻ってくるビーストが登場する最新エピソードを紹介した。トランスジェンダーコミュニティを、正直かつ誠実な形で代表することにプレッシャーを感じると認めながらも、ドットは今回の経験と結果全体を「信じられない」と話している。

 「あの夜、車で家に帰る間、ずっと涙が止まらなかった。(人生で)最も誇らしい瞬間の1つだった」とドットは明かし、「関わっていた200人以上のトランスジェンダーの男女は、作品が取り上げてくれたことにとても誇りを感じている」

 ドットは撮影を振り返り、ストーリーは最も好きな経験の一つだったとも語った。しかし、それ相応の混乱なしには実現しなかったようだ。

 「最初は不安だった。なぜならここ4年間、わたしは体が大きかったり、おてんばだったりする女性に対して負け犬だった。おてんばで体が大きくても、彼女たちはストレートで、わたしは彼女たちをがっかりさせたくなかった」とドットは懸念を説明した。「でも脚本を読んだら涙が込み上げてきて、『オーケー、がっかりさせたくない層の人たちが他にもいるってことね』と気づいた。その人たちを、ありのままに表現したかった。それこそが自分がずっとやりたかったことだった」

 ドットは今回のエピソードで大事な問題に光を当て、人は心の底では「誰もが同じ」なのだと視聴者に示せたらと願っている。

 「何をするか、誰と自分を重ね合わせるのかは関係ない。誰にでもハートがある」とドットは話している。

 性転換のエピソードは米現地時間13日午後9時、Foxで放送される。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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