米女優のハル・ベリー（Halle Berry、48）は、昨年10月に仏ランジェリーメーカー「Scandale Paris」のオーナーのひとりになったことを明らかにした。現在米大手リテールチェーン「Target」の一部店舗やオンラインでも買えるようになった「Scandale Paris」だが、ハルはしっかりしたつくりの下着を世の女性に送り届けたいという想いで、この事業に投資したという。
「良いブラというのは、洗濯機で洗ってもダメにならないものだと思うの」と、米ABC Newsに対してハルは語っている。「それは、素材の選び方と縫製の仕方でまず決まるもの」
ハルが、「Scandale Paris」と出会ったのは、パリで夫の仏俳優オリヴィエ・マルティネス（Olivier Martinez）と一緒にくつろいだ時間を過ごしている時。
「フランス人と結婚したので、いまはフランスにいることが多いのだけれど、ある時パリをブラブラとしていたのよ。ある日、夫とショッピングして回っている時に、この美しく、女性らしい、華麗な下着ラインに出会ったわけ」
しかし、価格の方はいささか値が張るものだったので、ハルとしては、もっと求めやすい価格でこのラインを世に広く送り出したいと考えるようになった。ハルがオーナーのひとりになった後、この春には「Target」から、米7ドルから12ドル（約800円から2100円）という「Scandale Paris」の新しい低価格ラインが発売開始になっている。
「ひとつ200ドルから300ドル（約2万4千円から3万6千円）するブラを、ひとから貰ったり、自分で買ってきたりしてきたけれど、このラインならひとつ16ドル（約2000円）ほどで、値の張るものに負けないぐらいに丈夫で美しいものを手に出来るのよ。」
このラインは、今後はアジアやヨーロッパでも展開される予定だそうだ。
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