カナダ出身の人気モデル、ココ・ロシャ(Coco Rocha、26)。10代で発見され、モデルとして大きな成功をおさめている彼女だが、人気モデルとしてのあれこれをブログに綴り、多くのフォロワーを持っていることでも知られている。
最近では、そのブログの中で、世界で最も大きな雑誌のひとつである米Vogue誌での初めて撮影の時のことを振り返っている。その撮影は、同誌のクリエイティブディレクターあるグレース・コディントン(Grace Coddington)の監修の元、アーサー・エルゴート(Arthur Elgort)が撮影を担当して米メイン州で3日間にわたり行われた。
「小さな漁村に行って、わたしと同じ10代の若い漁師にわたしと一緒に舟に乗って写真の中に入ってほしいとお願いしたの。そうしたら、村中が彼のために喜んでくれて、総出で見物に来てくれたのよ」と、ココは書いている。
「一日の仕事が終わって、町の若者たちはボーリングに行くことにしたのよ。そしたら、グレースが『あなたも一緒に行くべきよ。バレンシアガ(Balenciaga)を着せてあげるから、ボーリングに行ってらっしゃい!』と言ってくれたの。ちょっと不安だったから、彼女とアーサーと三人だけで夕食できないかといったのだけれど、『ダメ!お金を少し渡してあげるから、地元の若い子たちと遊んでらっしゃいな!』と、グレースは執拗だったから承諾して、さすがにバレンシアガでなく自分でもって来た普段着を着て、メインの田舎で若い子たちとボーリングをしてきたわ!」
その後、ココは、ドウツェン・クロース(Doutzen Kroes)やシャネル・イマン(Chanel Iman)などと並び、米Vogue誌カバーも飾るほどの人気モデルに。しかし、ココにとって、米Vogueでの初めての撮影は、永遠に記憶に残る経験だったようだ。
「米Vogueでの初めての撮影の間ずっと、グレースとアーサーがやさしい自分の叔父伯母であるかのように感じたわ。すばらしい経験だった。でも、いま思い返すと、あの時バレンシアガを着とけばよかったと、ちょっと後悔・・・」
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