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2019.09.03(Tue)

瀬戸内国際芸術祭でアートと自然を思いっきり楽しもう!

アートに浸ること、そして自然を感じることは、リラックス効果をもたらしひらめきを与え、心と体を元気にしてくれます。もし、アートと自然を一緒に体験することができたら素敵だと思いませんか。

「瀬戸内国際芸術祭」ならできちゃいます! 瀬戸内地方で開催されるこの芸術祭は、2010年にスタートし、今年で4回目を迎えた「瀬戸内国際芸術祭2019」。瀬戸内芸術祭は、3つの季節をまたいで開催されます。4月26日から5月26日までは「ふれあう春」、7月19日から8月25日までは「あつまる夏」、9月28日から11月4日までは「ひろがる秋」をテーマにしています。瀬戸内国際芸術祭は3年に1度開催される現代アートの祭典です。

美しすぎる直島のビュー!

瀬戸内国際芸術祭とは

まるで絵のような美しさの瀬戸内の島々は、それ自体が芸術といった印象です。瀬戸内国際芸術祭は、島が会場になっているので、移動にはフェリーを使います。

女木島の名画座

瀬戸内国際芸術祭が他の芸術祭と違い、ここまで注目を集め、たくさんの人々が訪れるようになった理由のひとつに、「海の復権」や「おじいさん、おばあさんの笑顔を見たい」というコンセプトのもと、現代アートを通して、島の生活や文化、歴史の新たな価値を生み出すことに注力したことが挙げられます。作品の展示には、既存の美術館やギャラリーを使うのではなく、空き家や古民家を使う。そして、それ自体が島の中に溶け込み、新たな芸術として蘇ります。瀬戸内国際芸術祭は、開催するたびに新たなアートを生み出していると言えるのです。

瀬戸内は美しい自然に恵まれていますが、瀬戸内国際芸術祭で展示される芸術作品は、それを超える素晴らしさを持ち合わせ、目にも心にも”ごちそう”となるのです。瀬戸内国際芸術祭の会場を視察した平井卓也IT・科学技術担当相は「アート作品を作った人たちの想いと、自然が作り出すオンリーワンの景色が一緒になって、大きな価値を生み出すということを改めて実感しました」とコメントしています。

では、ここからは、瀬戸内国際芸術祭でぜひ訪れてほしい3つの見どころをご紹介していきます。

驚きにあふれる女木島

「カモメの駐車場」(木村崇人)

まず最初に目にするのは、木村崇人による「カモメの駐車場」です。約300羽のカモメの風見どりが女木島港の堤防にずらりと並んでいます。風が吹くとカモメたちが向きを変える姿が見どころで、見えない風の流れを教えてくれますよ。

レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)による「不在の存在」は、必見。本作は2010年に制作・展示されて以降、現在も展示されています。「不在の存在」とは、「Invisible(見えないもの)」と「Double Tea(二重の茶室)」の二つの作品からなるアートです。茶室では自分自身とお茶している不思議な感覚を体験できます。また、瀬戸内国際芸術祭のために新しく建てられたレストランには、真っ白な石が敷き詰められた中庭があります。「誰かの足音がする」と庭に目をやると、なぜか石の上に足跡が!!

巧みな視覚のトリック、ユーモア溢れる仕掛けを楽しんでみて。ちなみに、レアンドロ・エルリッヒの有名な作品のひとつ「スイミング・プール」は金沢21世紀美術館に展示されています。

そのほかにも見どころはたくさんあります。島に暮らす人たちにとって便利なもの、そして芸術祭を訪れる人々にとって魅力もある、そんな特色あるスポットをアーティストが企画し、制作する「島の中の小さなお店」プロジェクトは、アートでありながら現実的に役立つ「小さなお店」のテーマパークです。

依田洋一郎の「女木島名画座」やレアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」や原倫太郎と原游による「ピンポン・シー」、ヴェロニク・ジュマールの「カフェ・ドゥ・ラ・プラージュ」など、中里繪魯洲の「こころのマッサージサロン」など。魅力的なアート作品が並びます。

次は直島へ!

絶大な人気を誇る草間彌生のアート。彼女の作品が好きという方にとっては、直島はとても魅力的なスポットです。草間彌生のアート作品を2つも見ることができます。まずは草間彌生の代表作「黄かぼちゃ」です。彼女の作品の特徴でもある水玉・ドット、かぼちゃをモチーフにした「黄かぼちゃ」は、1990年代からこの場所にあり、ここにはフェリーが港に近づくと、真っ先に目に入る「赤かぼちゃ」もあり。「ようこそ、アートの島・直島へ」とお出迎えしてくれます。

The Red Pumpkin © Yayoi Kusama, 2006 Naoshima Miyanoura Port Square

「ベネッセハウス ミュージアム」は自然、建築、アートの共生をコンセプトに、サイトスペシフィック・ワークなどを展示しています。いわば美術館とホテルが一体となっているイメージです。

そのほか、藤本壮介の「直島パヴィリオン」や李禹煥の「李禹煥美術館」や安藤忠信の「地中美術館」など見るものを驚かせるアート作品にあふれています。

高松港ではココをチェック!

リン・シュンロン(Lin Shuen Long)の「国境を越えて・海」は、漂流の末にたどり着いた「種の船」を表現しています。広場にこつ然と現れた巨大な種の船。2013年時には豊島の海岸にあったのですが、そこから台湾へ渡り、2016年から高松港へと移動しています。まさに高松港へたどり着いた船なのです。

「Liminal Air -core-」(大巻伸嗣)

大巻伸嗣の「Liminal Air -core-」は高松港にそびえ立つカラフルな2本の柱です。柱の一部が鏡面になっていて、港の移りゆく景色、周囲の情景を美しく映し出します。

瀬戸内国際芸術祭の魅力を感じていただけたでしょうか。「行ってみたい」という気持ちになったという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※英語サイトに移動します

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