Bunta & Seira

【駆け出しプレスの立ち話】Vol.13 3月21日発売「H&M STUDIOコレクション」! 米セドナで開催されたグローバルイベントをレポート

いつもSeiraとBuntaのコラムを楽しみにしてくれている皆様、初めまして!
H&MプレスのSakiです!
今回は2人に代わって、先日アメリカのセドナで行われたH&M STUDIO SS19グローバルイベントのお話しをさせてください。

3月21日(木・祝)にいよいよ発売になるH&M STUDIOコレクション
毎年春のSTUDIOコレクションはパリファッションウィーク中にランウェイで発表していたのですが、今回はパリを飛び出し、なんとアメリカのセドナでグローバルイベントが開催されました!

今回のグローバルイベント、ただのファッションショーではなくイマーシブ・シアター(劇場参加型)形式で発表ということで、私たち各国のPRにも当日まで何が起こるか細かいことはシークレット! とてもドキドキでしたが滞在中は「グラム・エクスプローラー(魅惑の探検者)」をベースにたくさんのサプライズが用意されていました。

皆様セドナというとどんなイメージをお持ちですか?
セドナはアリゾナ州にあるスピリチュアルなパワースポットとして人気の旅行先!
こんな感じの風景がずーっと広がっていて、とーっても素晴らしい場所です。
パワーを感じやすい人は頭が痛くなったりするほどらしいのですが、私はずっと元気でした😊(笑)

ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンというとイメージがしやすいかな?
実際あのウォルト・ディズニーもセドナがとてもお気に入りで、この景色からビッグサンダーマウンテンの着想を得たそうです。昔からディズニーランドの中でビックサンダーマウンテンが大好きな私にはたまりません♡

日本からセドナまでの行き方はというと、まず私たちはLA乗り換えでフェニックスへ行きフェニックスで1泊。そして翌日の早朝車で3時間かけてセドナまで行きました。
結構な移動距離でしたが窓から見える景色はずーっとこんな感じ!
素晴らしくて全く飽きなかったです!

今回各国のPRとインフルエンサー、そしてメディアの方が世界中より集まり、撮影やアクティビティ等、例年に比べとっても盛りだくさんなスケジュールでした。

まず最初のサプライズ!
セドナに移動して初日の夜。ゲストは全員プールサイドに集まり、セドナの4大ボルテックス(エネルギーの特に強いとされる場所)と言われるボイントンキャニオンをバッグにウォーターバレエのショー!
H&M STUDIOのスイムウェアを身にまとった美しいダンサー達の姿とセドナの景色との融合がとっても幻想的で、映画の中に入り込んだような雰囲気でウルウル!(涙)

翌日、ゲスト達は朝からジープツアーへ!
ジープが向かう先々にもたくさんのサプライズが用意されていました。
BMXのスタントショーや3姉妹のイギリス人アーティストThe stavesによるアコースティックライブ、仮想のテントサイト……。全ての出演者がH&M STUDIOのコレクションを着て登場します。

そして最終日。最後のディナーの後、ランタンを持って会場を移動。
何かが始まる前のワクワク感。私が一番大好きな瞬間です。
移動した先には大きな木が存在感を放ち、ダンサーたちのパフォーマンスが始まりました!

音楽と会場の雰囲気が最高にハッピーでとっても感動的で……もうなんとも言えない空気感でした!

ダンサーたちがいなくなると、2017年のフジロックにも出演していた人気アーティストMaggie Rogersが登場し、アコースティックライブが始まりました。

会場が一つになり、とてもあたたかい空気! ここがどこで今がいつなのかわからなくなります!

ショーが終わると、H&Mのグローバルイベントでは恒例なのですが、会場がそのままクラブ会場のようになります。世界中から集まったセレブリティやファッション関係者たちがセルフィーをしたりダンスしていたりする姿はずーっと見ていられる!
この空気感が最高に楽しすぎて、いつも帰るタイミングを逃します(笑)。

そして最終日の朝。案の定寝不足ですがハイテンションでPress dayへ向かいます!
セドナのホテルに設置されたショールームにH&M STUDIOのコレクションが並べられています。そして今回のデザインディレクター、パニラ・ウォルフォルトや世界的なトップクリエイティブエージェンシー、“Sunshine”のAl MacCuishや “PROJECT”のKeith Baptistaらにインタビューできる貴重な時間です。

インタビューの中で、とても印象に残ったことがあります。今回H&Mで初めてこのようなイマーシブ・シアター形式でコレクションを発表しましたが、この非日常な映画の中の世界のような3日間の中でたくさんのストーリーが展開されました。例えば架空の新聞や架空のラジオ番組、サプライズで届けられる朝のプレゼント。そのどれもが事前に知らされていなく、また、その後もそれについて話されることはないのですが、これにも意図があったようです。

「人々には個性があって、どの出来事に興味をもつか、そしてどこを切り取るかはその人たちの自由。そのため今回たくさんのサプライズやストーリーを用意して、世界中から集まったゲスト達には自分の好きなできごとを自由に発信してもらう事で個性を尊重しました。今の時代に一番大切なことだと思っています。」

そして、今回実は天候に恵まれず、毎日東京よりも寒く雨の日が続いたため、たくさんのストーリーやサプライズがキャンセルや変更になってしまったのですがこれについても、
「今回天候が悪く色々な変更を強いられたことはとても良い機会でした。人と自然が共存することで起こりえる当たり前のことです。セドナでコレクションを発表するというリスクを恐れない新しい試みへのチェレンジは、ファッション業界をリードしていくブランドとしての大きな一歩だと思います。」

すごい! 1年も前から準備を始めたことがおじゃんになってもこの発言! 笑顔で語るH&Mのデザイナーパニラの心からの言葉だと感じました。

今回初めてファッションショーという枠を大きく外れ、ファッションのテンプレートにエンターテイメントの視点を入れることでより多くの人にH&M STUDIOの世界観に浸ってもらう事がH&Mの狙いでしたが、今回のセドナでのグローバルイベントはそれが体現された新しい革命でした。全てのできごとが、多様性を尊重するH&Mらしさ溢れるとっても素敵な時間だったなあと、今も余韻に浸っています。

今回発表されたH&M Studio 2019春夏コレクションは、いよいよ3月21日(木・祝)より限定店舗、オンラインにて発売です!
私も欲しいものがたくさんです! ぜひお見逃しなく♡

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