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「まだ動くから大丈夫」が危ない?古い扇風機で見逃したくない、発火につながる3つの異変

まだ動くから大丈夫が危ない古い扇風機で見逃したくない発火につながる3つの異変

暑い季節になると、毎年同じ扇風機を出して使っている家庭も多いでしょう。

特に故障している様子がなければ、「まだ動くから大丈夫」と、そのまま使い続けている人もいるかもしれません。

しかし、扇風機は長期間使用することで、モーターや電源コード、コンデンサーなどの部品が経年劣化することがあります。

劣化した状態で使用を続けると、異常発熱や発煙、発火につながるおそれがあるため注意が必要です。

見た目に問題がなくても、内部の部品が劣化している場合があります。

今回は、古い扇風機を使い続けるときに確認しておきたいポイントを紹介します。

古い扇風機で確認したい3つのポイント

羽根の回り方に異常がないか

まず確認したいのが、スイッチを入れたときの羽根の動きです。

NITEは、スイッチを入れても羽根が回らない、回転が遅い、不規則な動きをするといった症状を、扇風機の異常を確認するポイントとして挙げています。

首振り運転が途中で止まったり、動きが不規則になったりしている場合にも注意が必要です。

長年使っている扇風機では、内部の部品の劣化によって、以前とは違う動きが現れることがあります。

「少し動きが悪いだけ」と考えて使い続けず、普段と違う症状が見られた場合は使用を中止しましょう。

異音・振動・焦げ臭いにおいがないか

運転中の音やにおいも重要なチェックポイントです。

NITEは、羽根の回転時に異音や振動がある、モーター部分が異常に熱くなる、焦げ臭いにおいがするといった場合には、直ちに使用を中止するよう注意を呼びかけています。

JEMA(一般社団法人 日本電機工業会)も、長年使用した扇風機では、モーターやコード、コンデンサーなどの電気部品が経年劣化し、発煙や発火に至るおそれがあるとしています。

以前にはなかった音がする、振動が大きくなった、いつもと違うにおいがするといった変化を感じたら、そのまま運転を続けないようにしてください。

電源コードに異常がないか

扇風機本体だけでなく、電源コードの状態も確認しましょう。

NITEは、電源コードが折れ曲がっていたり、破損していたりしないか、使用前に確認するよう呼びかけています。

電源コードが傷んだ状態で使用すると、ショートして発火につながるおそれがあります。

また、コードに触れると羽根が回ったり止まったりするといった症状も、異常のサインです。

コードに傷や変形がある場合や、動かすと運転状態が変わる場合は、そのまま使い続けないようにしましょう。

電源コードの上に重い物を置いたり、家具などで挟み込んだりすることも避けてください。

「設計上の標準使用期間」も確認する

長年使っている扇風機では、本体に表示されている製造年や「設計上の標準使用期間」も確認してみましょう。

2009年4月以降に製造または輸入された扇風機は、長期使用製品安全表示制度の対象となっており、製造年や設計上の標準使用期間、経年劣化についての注意事項などが表示されています。

設計上の標準使用期間とは、標準的な使用条件のもとで使用した場合に、経年劣化による安全上の支障が生じないと考えられる期間を、設計上設定したものです。

ただし、これは製品の保証期間や「この期間までは必ず安全」という意味ではありません。

使用する時間や環境などによっては、設計上の標準使用期間より早く劣化が進む可能性もあります。

一方で、期間を過ぎた瞬間に必ず事故が起こるというものでもありません。

使用年数だけで判断せず、実際の製品に異常が起きていないか確認することが大切です。

異常を感じたら「まだ動く」と使い続けない

古い扇風機を使うときは、シーズンの初めだけでなく、普段の使用中にも変化がないか意識して確認しましょう。

NITEは、異常が見られた場合には直ちに使用を中止し、電源を切って電源プラグをコンセントから抜き、購入店やメーカーなどに相談するよう案内しています。

特に、2009年4月より前に製造された古い製品や、設計上の標準使用期間を過ぎた製品を使う場合は、異常がないか注意して確認することが重要です。

また、古い扇風機は使用していないときに電源プラグをコンセントから抜いておくことも大切です。

「毎年使えているから」「昨日まで動いていたから」という理由だけで、安全だとは判断できません。

少しでも異音や異臭、動きの異常などが見られる場合は使用を中止し、点検や買い替えを検討しましょう。

まとめ

扇風機は長期間使用することで、モーターや電源コード、コンデンサーなどの部品が経年劣化し、発煙や発火につながるおそれがあります。

古い扇風機を使うときは、羽根が正常に回っているか、異音や振動がないか、モーター部分が異常に熱くなっていないか、焦げ臭いにおいがしないかなどを確認しましょう。

電源コードに傷みや破損がないか、コードに触れたときに運転状態が変化しないかも重要なポイントです。

また、本体に表示されている製造年や設計上の標準使用期間、メーカーのリコール情報も確認してください。

使用していないときは電源プラグを抜き、少しでも異常を感じた場合は、そのまま使い続けないことが大切です。

「古いから必ず危険」というわけではありませんが、「まだ動くから安全」とも限りません。

本格的に使い始める前に、普段と違う症状が出ていないか一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

※掲載情報は執筆時点のものです。製品によって点検方法や注意事項は異なります。使用している扇風機の取扱説明書やメーカー公式サイトで最新情報をご確認ください。

 

参考:NITE「扇風機の事故」

参考:NITE「扇風機・エアコンの事故に注意」

参考:一般社団法人 日本電機工業会「長年ご使用の扇風機についてのお知らせ」

参考:一般社団法人 日本電機工業会「長期使用製品安全表示制度」

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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