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40代の「疲れやすい」を改善する完全ガイド|6大原因チェックと受診の目安
INDEX

- 日本人の78.5%が疲れており「元気な人」は21.4%だけ。40代女性の46.4%は睡眠6時間未満で、疲れやすいのは気合い不足ではなくこの年代の構造です
- 疲れの原因は①更年期②隠れ貧血③甲状腺④睡眠負債⑤うつ・ストレス⑥筋力低下の6つ。特にフェリチン低値による鉄不足は、健康診断の貧血チェックだけでは見逃されることがある盲点です
- 改善は数字で実行。たんぱく質毎食20g・就寝90分前の40℃入浴・速歩き20分×週3などを続けても変わらない場合や、日常生活に支障がある場合は、血液検査という選択肢があります
「ひと晩寝ても疲れが抜けない」「夕方になると電池が切れたように動けなくなる」と感じていませんか。少し前までは乗り切れていたはずの一日が、40代に入ってから急に重たくなった気がする。そんな変化に戸惑っている方は少なくありません。
その疲れやすさは、あなたの気合いや自己管理の問題ではありません。データで見れば、40代女性は人生でもっとも負荷が重なる時期を生きていて、体の中でも複数の変化が同時に進んでいます。疲れて当然の条件がそろっているのです。
この記事では、40代の「疲れやすい」を生む6大原因のセルフチェックから、数字つきの改善アクション、そして「いつ・何科を受診すればいいか」の目安まで、改善への道のりを一本につなげてお伝えしていきます。
40代で急に疲れやすくなるのは、気合い不足じゃない

改善策の前に、まずお伝えしたいことがあります。40代のあなたが疲れやすいのは、怠けているからでも、心が弱いからでもありません。統計を見ると、いま日本で「元気」でいられている人のほうが、むしろ少数派なのです。
「元気な人」は21.4%だけ|日本の疲労状況2025(10万人調査)
日本リカバリー協会が全国10万人を対象に実施した「日本の疲労状況2025」では、「元気な人」はわずか21.4%。「疲れている人」は高頻度41.5%+低頻度37.0%で、合わせて78.5%にのぼりました。日本人のおよそ5人に4人が、何らかの疲れを抱えて暮らしている計算です。
さらに、厚生労働省研究班の疲労実態調査(2012年)では、一般地域住民の39.4%が「半年以上続く慢性的な疲労」を自覚していると報告されています。「疲れが取れない」はあなた個人の異常ではなく、データ上は日本の標準的な状態に近いのです。まずは自分を責める材料から、そっと手を離してください。
40代女性の46.4%が睡眠6時間未満
厚生労働省「国民健康・栄養調査」(令和元年)によると、睡眠時間が6時間未満の人の割合は、40代女性で46.4%。ほぼ2人に1人が、疲労回復に必要な睡眠を慢性的に削られている状態です。
睡眠は、疲労回復のもっとも基本的なインフラです。その土台が半分近くの人で足りていないのですから、「寝ても疲れが取れない」以前に「そもそも回復に必要なだけ眠れていない」可能性が高いと言えます。これは意志の問題ではなく、生活構造の問題です。
仕事の責任増×家事育児×親のケア|構造的に疲れる年代
40代は、仕事では管理職や中堅として責任が増し、家では子どもの思春期・受験と向き合い、親の体調も気になり始める時期です。複数の役割が同時にピークを迎えるのが40代で、自分の回復時間がいちばん後回しになる構造ができあがっています。
そこに、後述するホルモンの変化や筋肉量の自然な減少が重なります。つまり「出ていくエネルギーが最大」なのに「回復する力は下り坂に入る」という挟み撃ち。疲れやすくなるのは、当然の帰結なのです。だからこそ、原因を見立てて手を打てば、ちゃんと変えていけます。
「みんな同じ条件でも頑張っているのに」と比べる必要もありません。家庭や職場の負荷、体質、月経の状況は一人ひとり違います。比べるべきは他人ではなく、少し前の自分。「以前よりつらい」という感覚そのものが、対策を始めていいサインです。
あなたの疲れはどれ?6大原因セルフチェック

「疲れやすい」の改善で大切なのは、対策の前に原因の見立てです。40代女性の疲れの背景は、大きく6つに整理できます。複数が重なっていることも多いので、「自分はどれが濃そうか」という視点で読んでみてください。
①更年期移行期|40代女性の28.3%が「可能性あり」と自覚
40代は、女性ホルモン(エストロゲン)が揺らぎながら減っていく更年期移行期にあたります。厚生労働省の「更年期症状・障害に関する意識調査」(2022年)では、40代女性の28.3%が「自分は更年期障害の可能性がある」と感じていることがわかりました。
だるさや疲労感のほか、ほてり・発汗・動悸・気分の落ち込み・眠りの浅さなどが重なって出ているなら、更年期のサインかもしれません。パーソル総合研究所の調査(2024年)でも、40・50代の正社員女性の約4割が軽度以上の更年期症状を抱えているとされています。決して珍しいことではありません。
②隠れ貧血(フェリチン低値)|40代女性に多い“見逃される鉄不足”
健康診断で「貧血なし」と言われたのに疲れる——その場合に疑いたいのが、貯蔵鉄(フェリチン)が減っている「隠れ貧血」です。フェリチン低値による鉄不足は、月経のある女性では珍しくない状態とされています。健康診断では見逃されることも多く、40代女性の疲れやすさの背景に潜んでいるケースがあります。詳しくは次の章でじっくり解説します。
③甲状腺機能低下|だるさ・むくみ・寒がりが併存するなら
甲状腺は全身の代謝をコントロールするホルモンを出す臓器で、その働きが落ちると、強いだるさ・むくみ・寒がり・体重増加・気分の沈みなどが現れるとされています。甲状腺の不調は女性に多く、更年期の症状と似ているため見分けがつきにくいのが特徴です。
「疲れやすさ」に加えて、顔や手のむくみ、夏でも寒く感じる、皮膚の乾燥、声のかすれなどが重なっているなら、血液検査(TSH・FT4)で確認できる項目なので、受診時に相談する価値があります。
④睡眠負債|週末の寝だめでは返せない
平日の睡眠不足が借金のように積み上がる「睡眠負債」も、40代の疲れの定番要因です。週末に昼まで寝る「寝だめ」では睡眠負債は十分に返済できず、むしろ体内時計が乱れて月曜の朝がさらにつらくなることが知られています。
「平日は5〜6時間、週末は10時間」という眠り方に心当たりがあるなら、疲れの主因は特別な病気ではなく、シンプルに睡眠の量とリズムかもしれません。これは後述の生活改善でもっとも手応えが出やすいタイプです。
見分けの目安は「休日、目覚ましなしで平日より2時間以上長く眠ってしまうかどうか」。それだけ長く眠れてしまうのは、体が返済を求めている証拠とされています。日中の強い眠気や、座るとすぐうとうとしてしまう状態も、負債がたまっているサインです。
⑤うつ・ストレス|気分の落ち込みが2週間以上続くなら
体の疲れと思っていたものが、実は心の疲れだったというケースもあります。目安として、気分の落ち込みや「何をしても楽しめない」状態が2週間以上ほぼ毎日続く場合は、心のSOSと考えて専門家に相談するという基準が広く知られています。
眠れない・食欲がない・涙が出る・好きだったことに興味がわかない。こうしたサインが疲労感と一緒に出ているなら、頑張って改善アクションをこなすより先に、休むことと相談することを優先してください。
⑥筋力低下・運動不足|40代からの筋肉量減少
筋肉量は何もしなければ年齢とともに少しずつ減っていき、40代はその変化を体感し始める時期です。筋肉は「動くためのエンジン」であると同時に「疲れにくさのバッテリー」でもあるため、筋肉量が減ると同じ家事・同じ通勤でも消耗が大きくなり、「前より疲れやすい」と感じやすくなります。
デスクワーク中心で、運動習慣が「ほぼゼロ」という方は、このタイプが土台にある可能性が高め。逆に言えば、軽い運動を足すだけで体感が変わりやすいタイプでもあります。歯みがき中のかかと上げや、テレビを見ながらのスクワット10回×2セットなど、「ながら」で足せる小さな筋トレから始めれば十分です。
症状サインで切り分けるヒント一覧
自分の疲れがどのタイプに近いか、併存しているサインで見当をつけてみましょう。
- ほてり・発汗・動悸・イライラを伴う→①更年期移行期の可能性
- 月経量が多い・氷をかじりたくなる・髪が抜けやすい→②隠れ貧血の可能性
- むくみ・寒がり・体重増加・声のかすれを伴う→③甲状腺の可能性
- 平日5〜6時間睡眠・週末の寝だめが習慣→④睡眠負債の可能性
- 2週間以上の落ち込み・興味の喪失を伴う→⑤うつ・ストレスの可能性
- 階段や早歩きですぐ脚にくる・運動習慣ゼロ→⑥筋力低下の可能性
あくまで見当をつけるためのヒントであり、診断ではありません。複数当てはまる場合は、後半で紹介する血液検査でまとめて確認できる項目も多いので、安心して読み進めてください。
また、セルフチェックの目的は「病名を当てること」ではなく、「生活で変えられる部分」と「調べたほうが早い部分」を仕分けることです。当てはまる項目が多くても不安になりすぎず、次の章からの具体策に進んでいきましょう。
「健診で貧血なし」でも疲れる|隠れ貧血という盲点

6大原因の中でも、40代女性にとって特に見落とされやすいのが「隠れ貧血」です。健康診断の貧血チェックは主にヘモグロビン値で行われるため、ヘモグロビンが正常でも体内の鉄が枯渇しかけている状態は見逃されてしまいます。ここを知っているかどうかで、疲れ改善の打ち手が大きく変わります。
フェリチン(貯蔵鉄)とは何か|Hb正常でも鉄は枯渇する
フェリチンは、体に蓄えられた鉄(貯蔵鉄)の量を反映する値です。鉄が不足すると、体はまず貯金であるフェリチンを取り崩してヘモグロビンを維持するため、「ヘモグロビンは正常、でも貯蔵鉄はすっからかん」という隠れ貧血が起こります。
フェリチン低値による鉄不足は、20〜40代女性で多くみられることが報告されています。2009年の国民健康・栄養調査データの解析では、20〜40代女性の65.5%がフェリチン25ng/mL未満だったという報告もあり、日本鉄バイオサイエンス学会の基準ではフェリチン12ng/mL以下は貯蔵鉄の枯渇とされています。疲れやすさ・だるさ・気分の不調の背景に、これほどありふれた鉄不足が潜んでいるのです。
食事での鉄の摂り方|ヘム鉄×ビタミンC併用
鉄を食事で補うときのポイントは、吸収率の高い「ヘム鉄」を含む食材を意識することです。赤身の肉(牛もも・ラム)、レバー、かつおやまぐろなどの赤身魚が代表選手。植物性の「非ヘム鉄」(小松菜・ひじき・大豆製品など)は、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると吸収が高まるとされています。
具体的には、「赤身の肉や魚を週の半分以上の夕食に登場させる」「小松菜のおひたしにレモンをひとしぼり」「食後すぐの濃い緑茶・コーヒーは控えめに(タンニンが鉄の吸収を妨げるため)」あたりが続けやすい工夫です。サプリメントを使う場合は、過剰摂取を避けるためにも一度検査で現在地を知っておくのがおすすめです。
なお、鉄は一度補い始めてもすぐに貯金が戻るわけではなく、立て直しには数ヶ月単位の時間がかかるとされています。「2〜3日頑張ったのに変わらない」とがっかりせず、毎日の食卓に淡々と組み込んでいく長期戦の構えでいきましょう。
検査の頼み方|「フェリチンも測ってください」でいい
隠れ貧血の確認方法はシンプルで、内科や婦人科の血液検査でフェリチンを測ってもらうだけです。診察で「疲れやすさが続いているので、貧血の検査と一緒にフェリチンも測ってください」と伝えれば大丈夫。難しい言い回しは必要ありません。
もし隠れ貧血が見つかれば、疲れの原因がひとつ特定できたということ。月経量が多い方は、その背景に婦人科の病気が隠れていないかも一緒に確認できるので、「たかが疲れ」と思わずに調べる価値は十分にあります。
朝・昼・夜の疲労リセット習慣【数字つき行動リスト】

原因の見当がついたら、次は生活側の改善です。「睡眠・食事・運動をしっかり」という抽象論では動けないので、ここでは「何を・どれだけ・いつやるか」を数字で決めた行動リストにしました。全部やる必要はありません。できそうなものを2〜3個選ぶところから始めましょう。
迷ったら、こんな選び方がおすすめです。
- 眠りの浅さに心当たりがある人→夜の入浴+スマホOFFから
- 朝に弱く午前中ずっとだるい人→朝の光+たんぱく質20gから
- 体力の衰えを感じる人→速歩き20分×週3から
- 全部気になる人→いちばん簡単そうな1個だけから
朝|起床後に光を浴びる・朝食でたんぱく質20g
起きたらまずカーテンを開けて、朝の光を浴びてください。光は体内時計をリセットし、夜の眠気を連れてくるスイッチです。ベランダや窓際で1〜2分でも効果が期待できるとされています。
そして朝食では、たんぱく質を意識します。目安は毎食20g、「手のひら1枚分」の肉・魚・卵・大豆製品。たんぱく質は筋肉だけでなく、日中の意欲や集中に関わる神経伝達物質の材料でもあります。「トーストとコーヒーだけ」の朝に、ゆで卵・納豆・ヨーグルト・チーズを1〜2品足すだけでも一歩前進です。
昼|速歩き20分×週3・カフェインは14時まで
運動は、頑張ってジムに通う必要はありません。目安は「少し息が弾む速歩き20分を週3回」。通勤の一駅分や昼休みの買い物で置き換えられる量です。軽い有酸素運動は血流を改善し、続けるとむしろ疲労感が減ることが知られています。
もうひとつの昼ルールは、カフェインの門限です。コーヒーや緑茶のカフェインは数時間体に残り、夜の眠りを浅くします。「コーヒーは14時まで」と決めて、それ以降はデカフェや麦茶・ハーブティーに切り替えると、夜の回復力が変わってきます。
夜|就寝90分前に40℃×10〜15分入浴・スマホは就寝60分前OFF
夜の主役は入浴です。就寝の約90分前に、40℃のお湯に10〜15分つかるのが目安。一度上がった深部体温が下がっていくタイミングで強い眠気が訪れるため、寝つきと眠りの深さの両方に効くとされています。シャワーだけで済ませがちな方ほど、効果を感じやすい習慣です。
そして、スマホは就寝60分前にいったん手放しましょう。画面の光と情報の刺激は、脳を「まだ昼」と勘違いさせます。寝室に持ち込まず充電器をリビングに置く、どうしても難しければ「ベッドの中では見ない」だけでも構いません。空いた60分は、ストレッチや読書、湯上がりの白湯など、心拍を上げない過ごし方にあてると、眠りへの助走がスムーズになります。
週末も就寝・起床時刻は±1時間以内に
最後が、リズムのルールです。週末の就寝・起床時刻は、平日との差を±1時間以内に収めるのが目安です。寝だめで3時間も4時間もずらすと、月曜の朝に時差ボケと同じ状態が起きてしまいます。
どうしても眠い週末は、起きる時刻は守ったうえで、午後3時までに20分程度の昼寝で補うのがおすすめです。「夜の睡眠を削らない範囲で昼に返す」が、睡眠負債との上手な付き合い方です。
セルフケアで改善しないときは受診を|何科で、何の検査?

セルフケアには「ここまでやってダメなら次へ」という区切りが必要です。生活改善を試しても疲れやすさが続く場合や、日常生活に支障がある場合は、一度医療機関で相談してみるとよいでしょう。疲れの裏に治療できる原因が隠れていれば、根性で耐えるよりずっと早くラクになれます。
受診を考えたいサイン|疲れ+αの併存に注目
期間の目安に加えて、次のようなサインが疲れと併存している場合は、セルフケアの継続より受診の優先度が高いとされています。
- ダイエットをしていないのに体重が減ってきた
- 動悸・息切れが以前よりはっきり増えた
- 顔や脚のむくみが続いている
- 気分の落ち込みや「楽しめない」状態が2週間以上続いている
- 月経量が明らかに増えた・月経が大きく乱れている
これらは「気合いで乗り切る対象」ではなく「調べる対象」です。当てはまるものがあるなら、どうか我慢比べをやめて、体の声を確認しに行ってください。受診時は「いつから・どんなときに・どの症状が出るか」をスマホのメモに箇条書きして持っていくと、短い診察時間でも伝わりやすくなります。
内科の血液検査|血算・フェリチン・TSH/FT4・肝腎機能・血糖
「何科に行けばいいかわからない」場合は、まず内科で大丈夫です。倦怠感の初期検査としては、血算(貧血の有無)・フェリチン(貯蔵鉄)・TSH/FT4(甲状腺)・肝機能/腎機能・血糖といった血液検査が基本のセットとされています。
この1回の採血で、6大原因のうち隠れ貧血・甲状腺・その他の内科的な原因をまとめてスクリーニングできます。「疲れが続いていて、貧血と甲状腺を調べてほしいです」と伝えれば話が早く、費用も保険診療の範囲で受けられるのが一般的です。
婦人科との使い分け|更年期疑いならホルモン検査
ほてり・発汗・月経の乱れなど更年期のサインが濃い場合は、婦人科(または女性外来)が相談先になります。問診やホルモン検査で更年期の状態を評価し、必要に応じてホルモン補充療法(HRT)や漢方薬などの選択肢を提案してもらえます。
迷ったら「内科か婦人科のどちらか、行きやすいほう」で構いません。違う科の領域だとわかれば紹介してもらえますし、最初の選択を間違えても損はありません。大事なのは、最初の一歩を踏み出すことのほうです。
「我慢が標準」になっていませんか|診断到達は40代でわずか3.6%
厚生労働省の意識調査(2022年)では、40代女性の28.3%が更年期障害の可能性を自覚している一方、実際に医療機関で更年期障害と診断された40代女性はわずか3.6%。症状を自覚してから3ヶ月以内に受診した人も9.1%にとどまりました。多くの女性が、つらさを抱えたまま受診せずに耐えているのが現実です。
家族のため、仕事のため、と自分の不調を後回しにしてきた方ほど、「病院に行くほどではない」と思いがちです。けれど、疲れを調べることは大げさなことではなく、これからの10年を軽やかに生きるためのメンテナンスです。我慢を標準にしない選択を、自分に許してあげてください。
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まとめ|疲れの正体がわかれば、改善はもう始まっている
40代で疲れやすくなるのは、あなたの気合い不足ではありません。「元気な人」は日本全体で21.4%しかおらず、40代女性の46.4%が睡眠6時間未満。役割のピークと体の変化が重なる、構造的に疲れて当然の年代です。まずはその事実で、自分を責める習慣から降りてください。
改善の道筋はシンプルです。①更年期・隠れ貧血・甲状腺・睡眠負債・うつストレス・筋力低下の6つから自分の疲れの見当をつける。②たんぱく質毎食20g、40℃×10〜15分の入浴、速歩き20分×週3など、数字つきの行動を2〜3個選んで2〜4週間続けてみる。③それでも変わらない場合や、日常生活に支障がある場合は、内科や婦人科で血算・フェリチン・甲状腺などの血液検査を相談する。
疲れの正体に名前がつけば、対策は必ず立てられます。原因を知ろうとしているいまのあなたは、もう改善の一歩目を踏み出しています。今夜の入浴から、明日の朝のゆで卵から——小さな一手を重ねて、軽やかな自分を少しずつ取り戻していきましょう。あなたの体は、かけた手間にちゃんと応えてくれます。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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