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「私の若い頃の服、あなたに着られる?」義母に突きつけられた年代物のスカート。しかし、着替えた私を見て義母はフリーズすることに

「私の若い頃の服、あなたに着られる?」義母に突きつけられた年代物のスカート。しかし、着替えた私を見て義母はフリーズすることに
突然のファッションチェックと、義母の終わらない「モテ武勇伝」
私がまだ20代で、夫と新婚だった頃のお話です。
当時の義母は、何かにつけて私より優位に立ちたがる、いわゆる「マウント気質」な人でした。
顔を合わせるたびにチクリと刺さる小言を言われ、密かにため息をつく日々が続いていたのです。
ある冬のよく冷えた日、義実家へ顔を出した時のこと。
その日、私はお気に入りだった膝丈のスカートを履いていました。
出迎えた義母は、私の服装を上から下までジロリと見て、大げさに眉をひそめました。
「やだ、こんな寒空にそんな短いスカートなんて! みっともないわねぇ。お腹を冷やしたらどうするのよ」
そう言い放つと、義母はそそくさと奥の部屋へ。
数分後、戻ってきた義母の手には、年季の入った革のロングスカートと、分厚いアルバムが握られていました。
「ちょっとこれを見てちょうだい。私がちょうど、今のあなたくらいの年齢だった頃よ。この革のスカート、私すごく似合ってたのよね」
「街を歩けば男の人がみんな振り返るくらい、それはもうチヤホヤされて……」
そこからは、いつもの「昔はすごかった」自慢のオンパレードです。
「わあ、すごいですね」「お綺麗です」と適当に愛想笑いでやり過ごしていると、義母は突然、その重たい革スカートを私に押し付けてきました。
「ほら、そんなペラペラのスカートはすぐ脱いで、これに着替えなさい! 冷えは女の体によくないんだから!」
有無を言わさぬ義母の圧に負け、私は渋々、隣の部屋で着替えさせられることになりました。
「あなたに入るかしら?」からの大逆転! サイズ感に言葉を失う義母
ふすまの向こうでしぶしぶ着替えていると、居間からわざとらしいほどの大きな声が聞こえてきました。
「あの頃の私って、ものすっごく華奢だったからねぇ。あなたのそのウエストで、ちゃんとファスナーが閉まるか心配だわ」
明らかに私に向けられた嫌味です。「早くしなさいな」と急かす声に、私はため息をついてふすまを開けました。
「お義母さん、あの……」
私の姿を目にした瞬間、義母の動きがピタリと止まりました。目を限界まで丸くして、完全に言葉を失っています。
無理もありません。義母が「華奢だった」と豪語していたその革スカートは、私にはあまりにもブカブカでした。ウエストで留まる気配すらなく、両手を離せばストンと床まで落ちてしまいそうな惨状だったのです。
「すみません、ちょっとサイズが大きすぎるみたいで……。手を離すとずり落ちちゃうので、やっぱり自分の服に戻しますね!」
私は心の中で盛大なガッツポーズを決めました。くるりと踵を返し、さっさと自分の膝丈スカートに履き替えます。
再び居間に戻ると、そこにはすっかり無口になり、気まずそうに宙を見つめる義母の姿がありました。
この日を境に、義母の「若い頃は細くてモテた」というマウントはパッタリと消滅。憂鬱だった義実家への足取りが、少しだけ軽くなった最高の瞬間でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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