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「どの口が言うの!?」前職アピールが止まらない同期の女性。研修後の休憩室で放たれた「特大ブーメラン」に言葉を失った話

「どの口が言うの!?」前職アピールが止まらない同期の女性。研修後の休憩室で放たれた「特大ブーメラン」に言葉を失った話

救世主からトラブルメーカーへ?研修を阻む「マウント発言」

転職先での初日。販売スタッフとしてのキャリアはあったものの、今回扱う商材は私にとってまったく未知の領域でした。

そんな不安を抱える私にとって、同じ日に入社した同期の女性はまさに救世主のような存在でした。なんと彼女は、同ジャンルの商品を扱う他社での実務経験者だったのです。

「ここの処理って、どうすればいいのかな?」

「ああ、それはね……」

入社直後は、わからないことがあるたびに彼女を頼り、色々と教えてもらっていました。

しかし、本格的な業務研修がスタートすると、その印象はガラリと変わることになります。彼女の振る舞いが、私に強烈なストレスをもたらしたのです。

指導担当のスタッフが、新しい店舗のルールやオペレーションを丁寧に解説してくれていた時のこと。

「当店舗では、お客様への商品のお渡しはこのフローで行います」

その言葉が終わるか終わらないかのタイミングで、同期の彼女が割って入りました。

「なるほど。ただ、私が以前いたお店だと、この段階でこういうアナウンスを入れていたんですよね」

「……そうなんですね。ですが、当店舗の規定ではこちらのフローで統一しておりますので」

「ええ、理解しています。でも、前の職場だとこのやり方がスタンダードだったんですよね」

担当者が新しい手順を教えるたび、彼女は得意げな顔で「私がいたところでは〜」と前職のやり方を語り出すのです。

そのたびに研修の進行がストップし、全くの素人である私は大混乱。

ただでさえ覚える作業が山積みだというのに、今の職場の正しいマニュアルと、彼女がひけらかす前職の不要な情報がごちゃ混ぜになり、完全にキャパシティオーバーに陥ってしまいました。

(お願いだから、今は黙って話を聞かせて!私、完全に混乱してるんだけど!)

心の中で悲鳴を上げながら、パンクしそうな頭で必死にメモのペンを走らせるしかありませんでした。

「どの口が言うの!?」休憩室で飛び出した、まさかの特大ブーメラン

どうにかその日の研修プログラムを終え、休憩室で彼女と二人きりになったときのことです。あまりにも研修が予定通りに進まなかったため、角が立たないように注意すべきか、私は密かに頭を悩ませていました。

すると、彼女のほうから大きなため息をついて口を開いたのです。

「ねえ、ちょっと聞いてよ。前の職場はこうだったとか言って、自分のやり方を押し付けてくる人って、本当に迷惑だと思わない?」

「……えっ?」

一瞬、思考がフリーズしました。

(ちょっと待って、それ、ついさっきまであなたが散々やっていたことだよね!?)

喉の奥まで込み上げてきた渾身のツッコミを、私はグッと飲み込みました。どうやら彼女は、自分が「前の職場では」を連発して周囲を振り回していたことに、微塵も気がついていないようです。

「……あはは、そうだね」

顔の筋肉を引きつらせながら、なんとか同意の相槌を打つので精一杯でした。あんなに頼りになると思っていた同期の、あまりにも見事な特大ブーメランっぷりに、なんとも言えないモヤモヤだけが残った出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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