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「ホテルで集合ね」夫から私に届いた誤爆LINE。浮気相手のフリをして返信すると呆れた結果に【短編小説】
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本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
夫からの浮気LINE
結婚して3年目。
夫とはそれなりに仲良くやっているつもりでした。
その日、夫は「今日は接待で遅くなるから、夕飯はいらない」と言って出勤していきました。
私は一人で気楽な夕食を済ませ、スマホで動画を見ていました。
すると、画面の上部に夫からのLINE通知が表示されたのです。
「ホテルで集合ね!先に入って待ってる。いつもの305号室ね。愛してるよ」
時が止まりました。接待?いつもの部屋?愛してる?私にはそんなメッセージ、一度も送ってきたことがないのに。
怒りで全身が震えましたが、不思議と頭は冷静でした。
ここで問い詰めても「冗談だ」とか「友達へのドッキリだ」とか言い逃れされるのがオチです。
私は深呼吸をひとつして、震える指で浮気相手になりきって返信をしました。
夫からの呆れた一文
「わかった! 今すぐ向かうね♡」
既読はすぐに付きました。
数秒後、送られてきた返信を見て、私は怒りを通り越して呆れ果ててしまいました。
「よかった! あ、悪いんだけど来る途中のコンビニでビールとつまみ買ってきてくれない?うちの鬼嫁、小遣いくれないから今月ピンチなんだよ(笑)頼んだね、マイハニー!」
……は? 浮気をするだけでは飽き足らず、浮気相手にたかり、さらには私の悪口まで?
「鬼嫁」呼ばわりされたことにも腹が立ちましたが、それ以上に、数百円のビール代すら浮気相手に出させようとする夫のセコさに、百年の恋も急速に冷めていくのを感じました。
私はコンビニには寄らず、タクシーを拾ってそのホテルへと直行しました。
ホテルの305号室の前で立ち止まり、「着いたよ、ドア開けて♡」とLINEを送ります。
ガチャリ、と鍵が開く音がしました。
「待ってたよ〜!」 満面の笑みでドアを開けた夫は、バスローブ姿でした。
そして、目の前に立っているのが「マイハニー」ではなく「鬼嫁」だと気づいた瞬間、彼の顔が見事に凍りつきました。
「え、あ……なんで……?」 パクパクと口を開閉させる夫を見下ろし、私は笑顔で言いました。
「ビール、買ってこなかったわよ。お金ないんでしょ?」
その後、真っ青になって土下座する夫を冷ややかな目で見下ろしながら、私は静かに離婚届の準備を心に決めました。
浮気云々よりも、その人間性の情けなさに愛想が尽きた、忘れられない夜の出来事です。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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