ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)の2015年秋冬オートクチュールコレクションがフランス・パリで発表された。
今季、ヴィクターとロルフのデザインデュオが提示したのは、ファッションとアートの関係性なのではないだろうか。展開されるワードローブはどれも絵画をモチーフとしていて、そればかりか額縁も布地を重ねて作成し、デザインとして落とし込まれている。
また、発表方法も非常に斬新なもの。モデルたちはランウェイ上で着ていたドレスを脱ぎ、その洋服が壁に貼りつけられるという作業が繰り返されるのだ。ドレスがアートワークへと変容し、またドレスとなり、そしてアートワークへと戻るという経過は、洋服を見せるというランウェイショーの概念を打ち破るようでもあり、着脱のシーンを見せることでより洋服への注目を高めているとも捉えることができる。
FASHION PRESS
2015.07.20(Mon)
ヴィクター&ロルフ 2015年秋冬オートクチュールコレクション - 着られる絵画?!
HOT WORDS
OTHER ARTICLES
Other Articles
おすすめ記事