Share
「あれどこ行った?」使った小物を元の位置に戻さない夫→代わりに探した数だけ罰金を取った結果

「あれどこ行った?」使った小物を元の位置に戻さない夫→代わりに探した数だけ罰金を取った結果
家の中がブラックホール?夫の「あれどこ行った」攻撃
「ねえ、テレビのリモコン知らない?」
休日の朝、またしても夫の間の抜けた声がリビングに響き渡りました。
「さっき、あなたがニュース見てたじゃない」
とため息交じりに返すと、悪びれる様子もなく
「そうだったっけ?」
と首を傾げる始末。
結局、私がソファのクッションの隙間から探し出す羽目になるのです。
夫は昔から、使ったものを絶対に元の場所に戻しません。
ボールペン、ハサミ、爪切り、そして耳かき。
使ったその場所に放置するのが彼のデフォルト仕様。
そして、次に見つからないと決まって私を頼ります。
(自分で使ったんだから、自分で探しなさいよ!)
心の中で何度叫んだことか。
注意しても
「後で片付けるつもりだった」「そこにあると思ったのに」
と言い訳ばかり。
まるで我が家に、小物を吸い込むブラックホールでも存在するかのような口ぶりです。
毎日何度も続く「あれどこ行った?」攻撃に、私のストレスは限界に達していました。
探す手数料は1回500円!貯金箱がもたらした平和な結末
このままでは、私の身が持ちません。
そこで私は、百円ショップで透明な豚の貯金箱を買ってきて、リビングのテーブルのど真ん中に鎮座させました。
背中には「捜索手数料:1回500円」と太字で書いた付箋をペタリ。
「今日から、私に物を探させるたびに、ここへ500円玉を投入してください」
宣言した私に対し、夫は
「えー、そんなのすぐ見つかるし」
と余裕の表情を浮かべていました。
しかし、現実は甘くありません。
その日の夜、「あれ、メガネ拭き……」と言いかけた夫の目の前で、私は無言で豚の貯金箱を指差しました。
渋々お財布から500円玉を取り出し、チャリンと鳴らす夫。
少し痛快な音が部屋に響きます。
効果はてきめんでした。たかが500円と侮るなかれ、チリも積もれば山となるもの。
わずか1ヶ月で、透明な豚のお腹には数千円もの硬貨がぎっしりと詰まっていたのです。
「俺の今月のお小遣いが……!」
激しく減っていく自分のお財布の中身と、重たくなっていく貯金箱を見比べて、夫はついに青ざめました。
それ以来、彼から「あれどこ行った?」という言葉はパッタリと消滅。
ハサミもペンも、使った後は律儀に元の引き出しへ戻すようになったのです。
すっかり平和になったリビングでお茶を飲みながら、私は夫の「捜索手数料」で買った高級なケーキを堪能中。
甘いご褒美のおかげで、今日も笑顔で過ごせそうです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
登場人物から探す
テーマ・シチュエーションから探す
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >
恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

