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「もしよければご一緒しませんか?」SNSで意気投合した友人との初対面。彼女の姿を見て、私の背筋が凍りついた理由

「もしよければご一緒しませんか?」SNSで意気投合した友人との初対面。彼女の姿を見て、私の背筋が凍りついた理由
待ち合わせ場所での奇妙な「既視感」
SNSを通じて知り合った同年代の女性とは、驚くほど趣味が合い、毎日のようにメッセージを交わす仲になっていました。
「来月、〇〇のイベントがあるんですが、もしよければご一緒しませんか?」
「わあ、嬉しいです!文面でお話しするだけじゃ物足りなかったので、ぜひお会いしましょう!」
そんなやり取りをきっかけに、私たちは初めてリアルで対面することになりました。
イベント当日。期待に胸を膨らませて待ち合わせの場所に立っていると、私に向かって手を振る一人の女性の姿がありました。
「初めまして!〇〇さんですよね?」
「あっ、はい!初めまして、よろしくお願いします……!」
笑顔で挨拶を返したものの、私の心の中には得体の知れないモヤモヤとした感情が渦巻いていました。
(なんだろう、この違和感。彼女の着ている服、どこかで見たことがあるような……)
しかし、初対面の相手を頭の先からつま先までジロジロと観察するわけにもいきません。何が引っかかっているのかはっきりしないまま、私はその感覚を心の奥底に押し込みました。
「さっきの展示、見応えありましたね!」
「ええ、本当に!今日はお誘いいただけて最高でした!」
イベント自体はとても盛り上がり、夕暮れ時には互いに笑顔で別れました。
しかし、帰宅後に彼女がSNSにアップした「今日の一枚」を見た瞬間。押し殺していた違和感の正体が、最悪の形で明らかになったのです。
無邪気なメッセージに隠された異常性
スマートフォンの画面に映し出された彼女の全身写真を見て、私は思わず息を呑みました。
(これ……私が前にSNSにアップしたコーディネートと、まったく同じじゃない!)
服のブランドや靴、バッグはもちろんのこと、細かなアクセサリーのチョイスに至るまで。私が過去にSNSへ投稿したアイテムと、恐ろしいほど完全に一致していたのです。
戸惑いと恐怖でスマホを持つ手が震え始めたその時、画面に彼女からの新着メッセージがポップアップしました。
「今日の写真、見てくれたかな?実は私、前にあなたがアップしてたコーデ、上から下まで全部お揃いにしてみたんだ!」
「えっ……」
「ホントはメイクやヘアスタイルも同じにしたかったんだけど、顔出ししてないからそこは分からなくって〜」
文字を目で追うたびに、心臓が早鐘のように激しく鳴り響きます。
「でも、今日やっと直接お顔が見れたからバッチリ覚えたよ!次はそこも含めて、完璧なコピーにするからね!」
悪気のかけらもないその無邪気なメッセージに、私は全身の血の気が一気に引いていくのを感じました。彼女が一体どういう目的で私を「完全コピー」しようとしているのか、その異常な執着心がまったく理解できず、ただただ気味が悪かったのです。
「ごめんなさい、もう無理……気持ち悪い」
私は震える指で即座に自分のSNSアカウントを削除し、彼女の連絡先もすべてブロックしました。
今でもふとした瞬間に、待ち合わせ場所で見せた彼女のあの満面の笑みを思い出し、恐怖で鳥肌が立ってしまいます。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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