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「客を待たせるなよ!」と高圧的な態度の客。だが、ベテラン従業員の華麗な対応で恥をかいた話
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自分勝手すぎる迷惑客
これは、私が仕事帰りに立ち寄ったスーパーで体験した、スカッとする出来事です。
仕事でクタクタに疲れ、夕飯の買い出しのためにスーパーへ寄った時のこと。
夕方のピーク時ということもあり、レジには長蛇の列ができていました。
ただ私の前に並んでいた男性客の行動で、その場の空気は一変しました。
その男性はカゴいっぱいに商品を詰め込んでいたにもかかわらず、いざ会計の順番が回ってくると、悪びれる様子もなく「あ、これいらないです」「やっぱこれも戻すわ」と、商品を次々にレジ台へ返却し始めたのです。
店員さんが困惑しながら処理をしていると、今度は精肉パックを突き出し、信じられないことを言い出しました。
「これ、時間的に値引きシール貼るだろ普通! なんで貼ってないの? 仕事遅くない?」
理不尽極まりないクレームです。
店員さんが「まだ規定の時間ではないので…」と申し訳なさそうに説明しても、「気が利かないな」「客を待たせるなよ!」と高圧的な態度で責め立てます。
後ろには私を含め、長い列ができているのに、その男性は全く意に介さず罵声を浴びせ続けます。
若い店員さんは泣きそうな顔でひたすら頭を下げるばかり。
見ていて本当にモヤモヤしましたし、自分のことしか考えられない人間に怒りがこみ上げてきました。
ベテランの対応
その時です。
騒ぎを見かねたのか、別の店員さんがサッと隣のレジを開けて声をかけてくれました。
「お待たせいたしました! こちらのレジ、空きましたのでどうぞ!」
その明るく通る声に、列に並んでいた私たちは「助かった…」という思いで一斉にそちらへ移動しました。おかげで私もすぐに会計を済ませることができ、店員さんの機転に心の中で拍手を送りました。
しかし、物語はここで終わりませんでした。
なんと、その迷惑客が「おい、俺もそっち(新しいレジ)でやらせろよ!」と、自分のレジ処理を放り出して割り込もうとしたのです。
すると、新しくレジに入ったベテラン風の女性店員さんが、ニッコリと、しかし氷のような毅然とした態度で立ちはだかりました。
「お客様、あちらでの会計処理がまだ終わっておりませんので、そのままお待ちください。それに、他のお客様も順番をお守りいただいておりますので」
その迫力に男性がたじろぐと、元のレジの店員さんも勇気を出してキッパリと言いました。
「ちなみにこちらのお肉ですが、消費期限はまだ3日先ですので、当店のルールとしてお値引きは致しかねます」
逃げ場を失った男性は、周囲からの冷ややかな視線に耐えられなくなったのか、顔を真っ赤にして叫びました。
「ちっ、もういいわ! こんなレベルの低い店、二度と来るか!」
商品をその場に放り出し、逃げるように去っていこうとする男の背中は哀れでした。
理不尽な悪意に屈しない姿を見て、私も胸がすくような思いでした。
こういう瞬間にこそ、働く人の強さと、周りへの思いやりの大切さを実感します。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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