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【SNSで見つけた痛い女】「#秘密の関係♡」の相手がまさかの既婚者だった話
INDEX

彼女の名前は、仮にMちゃんとしよう。
学生時代の知り合いで、そこまで親しいわけじゃなかったけど、なんとなくSNSで繋がったままになっていた。
ある時期から、彼女の投稿に変化があった。
「〇〇くんとランチ♡」(※相手の名前は伏せられている)
「このネクタイ、見覚えある人いるかな?」
「“おやすみ”って言ってくれる人がいるって、しあわせ」
ハッシュタグには「#運命の出会い」「#秘密の関係」「#恋してる自分が好き」など、明らかに“誰かとの関係”を匂わせている内容が連日投稿されていた。
最初は誰もが「彼氏できたんだな」と思って見ていたけど、次第にフォロワーたちの間である違和感が広がっていった。
手しか写ってない、後ろ姿しかない、でも“全力アピール”
Mちゃんの匂わせは徹底していた。
彼の顔は一切出さず、手元や靴、後ろ姿、車の内装、コンビニ袋の中身まで、どこを切り取っても“私、恋してます”アピールのオンパレード。
ストーリーでは「彼の寝顔♡(見えない)」
フィードでは「私の作ったごはん食べてくれた(男の影チラ見せ)」
コメント欄には「え、誰誰?♡」という友人たちの書き込みが並び、彼女は「ふふ♡」「内緒〜♡」と答えるのが定番だった。
そして、ある日ポロっと“決定的なヒント”が…
ある日、彼女がいつものようにストーリーで「今夜もおつかれさま♡」と投稿した写真に、ほんの一瞬、男性のネーム入りの名刺が写り込んでしまった。
その名前を検索したフォロワーが見つけたのは──地元企業の営業部に勤める、既婚男性のFacebookアカウント。
そこには、家族との写真がはっきりと載っていた。子どももいる。
会社のプロフィールも、彼女が以前タグ付けしていた場所と一致していた。
つまり、彼女が“匂わせていた彼”は──既婚者だった。
その瞬間から、SNSが一気に“無言”に変わった
名刺事件の数日後から、彼女のSNSは一変した。
「#愛されてる感謝」とか「#私たちは私たちらしく」などの投稿がピタリと止まり、代わりに出てきたのは
「最近いろいろあるけど、自分を大切にしてる」
「本当に大事なものは、目に見えない」
といった、謎のポエム系“回復アピール投稿”だった。
しかも、例の彼の気配は完全に消えた。ストーリーも真っ白。投稿頻度も激減。
明らかに“何かあった”ことを隠しきれていない雰囲気だった。
「幸せアピール」の裏にあったもの
あとで共通の知人づてに聞いた話によると、彼女は“本命彼女”を名乗っていたらしい。
「彼は家庭は冷めてるって言ってた」
「離婚も考えてるって言ってた」
でも、結局その男性は離婚などする気もなく、彼女にバレないようSNSもブロックされていたとか。
匂わせ投稿をしていたのは、誰にも言えない関係の中で、自分の存在を証明したかっただけなのかもしれない。
“匂わせ”って、バレないと思ってるのは本人だけ
誰にもハッキリとは言わず、でも全力で「見てほしい」とにじませる匂わせ投稿。
やってる本人は“上手に隠してる”つもりでも、意外と周りは全部気づいている。
そして、バレたときに一番傷つくのは、結局自分。
あなたのSNSにも、いませんか?
“誰か”を隠してるつもりで、すべてをさらけ出してる痛い女──。
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