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すごくいい人なんだけどつまらない……そんな彼氏の味付け方法

「優しいだけの人はつまらない」「性格がいいけれど地味で面白みがない」と話す人は少なくありません。

ある程度の刺激を求めている、結婚相手で安定を求めていても交際相手には求めていない、長く付き合う上で新しい発見が少なくて“味気ない”と思うことがあるためです。

しかし、付き合って圧倒的にいい男性だった場合に、別れる選択をするよりも前に、面白みや魅力を引き出したいところ。

どのようなアプローチができるでしょうか。

1.趣味について語ってもらう

「いい人っていい人止まりなことが多いし、どうしても刺激がない人が多いのは普通のこと。ですが趣味について語らせるとキラキラ輝いて見えますし、ある程度詳しい訳なので、かっこよく見えるんです。
奥が深い趣味ほど良いですが、在り来りな趣味だったとしても話が弾むしそれはそれで良しです。会話が増えることで相手の魅力に気づくなんてことも多いですから。間違っても、『語られすぎてそろそろうんざり』なんて態度はとってはいけません」(33歳・女性)
無趣味の人は多いですが、「話してもつまらないだろう」という思い込みで自分の趣味について全く語らない男性も。話しやすい環境を作ると、思っても見ない彼の一面が現れることがあります。

2.一緒になにかに打ち込む

「性格はいいし尽くしてくれる。絶対に浮気をしない誠実さがある。結婚相手としては向いているけれど、普通・平均的な人が彼氏です。付き合う上でマンネリを感じやすくて、結婚後をイメージしたときも、長く付き合い続けていく上で楽しい未来があまり想像できませんでした。良くも悪くも、安定している感じです。
安定感は魅力的だから、どうすれば彼をもっと好きになり、楽しい人生になるかなと考えたときに、個性が出るアプローチが必要という結論に至りました。一緒にスポーツをしてみる、習い事をしてみる、何かの勉強を始めてみる、なんでもいいと思います。そこから彼が何か楽しみを見出したら、その人だけの考え・価値観とかが広がっていくから」(31歳・女性)
相手が無趣味だった場合には、勉強することでその分野に対して意見を持ったり、関心が広がって新しいことを知って共有してくれたり。その人らしさを探し引き出していくアプローチ方法も。
“一緒に”はじめるとハードルが下がりそうですね。

3.褒める・いいところに気づいてもらう

「そういう男性って結構いるんですよ。だけど多くの場合、いい人ではなくただの気弱で自信がない人なんですよ。ただ単に強く相手に言えないだけ、表現できないだけ。
自身がつくように褒めたり、いいところに気づいてもらったりすると、個性が表面に現れてきて、その人ならではの面白さが出てきますよ。私の場合には、個性が見えてきた結果、合わないとわかって別れましたけれど……」(30歳・女性)
「かんでもかんでも味がしない」のではなく、「本当はある味に気づいていなかっただけ」という考え方ですね。
否定されたくなくて、自分を出せない人は少なくありません。

4.外見から変える

「学生時代に京大生と付き合っていました。彼は、頭も良くて性格も優しくてとても素敵な人でしたがファッションには全く興味がなく、毎日スウェットで通学、デートもスウェット。
そのせいか、だらしなく見えていたため、イベントの度に地道に服をプレゼントして服装から変えました。ヘアスタイルも変えると徐々にカッコ良くなっていき、本人も自信がついたようで少しずつ身だしなみに気を遣うように。結果的に爽やかになって大成功でした」(32歳・女性)
逆に、他の女性からモテ始めることで、自身がつきすぎて振られてしまうパターンもあるようですが……。
まずは周りからの反応を受けやすい外見を女性・大衆好みにして、自信をつけてもらうという人も。

まとめ

個性がないように思える人は、「自身がない・否定されるのが怖くて個性を出せていない人」「個性を生み出す・認識する環境などがなかった人」のどちらかであることが多いです。
もともと持っているものを引き出すのか、自分の個性を知るためのとっかかりを作るのかでアプローチ方法が変わってくるため、まずは彼の内面を探ってみてはいかがでしょうか。
(神崎なつめ/ライター)

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