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ライフステージが違う人同士は相容れない?女友達との寄り添い方

女性は特に、就職・結婚・子育てなどライフステージが変わると縁が切れてしまいがちだと言われています。

その理由として、生活が変わってしまい中心となる話題に変化がある点、価値観が変わってくる点、「豊かな生活」「旦那がいる」「子どもがいる」がマウントにつながってしまうことがある点などを指摘されることが多いです。

しかし、ライフステージが違っても、一度親しくなった女友達とずっと仲良くしたいと思う人もいることでしょう。

どのように寄り添うと関係が続きやすいでしょうか。

1:たまにお話しして状況を知る距離感に

「私の高校時代の親友は高校卒業後にすぐに出産してママになりました。だからうんと遊びたい時期に子育てと仕事に忙殺されてほとんど遊べなかったんです。
30代になって子どもが少し留守番できるようになると青春を取り戻すかのようにカラオケに行ったり、可愛いアイテムを集めたりするようになりました。
私は未婚で仕事に力を入れていますがその親友とはたまに飲んで話をしたりしています。彼女の遊びたいパワーには着いていけないところがあり、結婚して子どもが欲しいと強く願っている私は彼女の愚痴が辛く感じてしまうことがありますが、たまに会うくらいだと『今こんな感じなんだ』と素直に話が聞けて、いい距離感かなって思っています」(32歳・女性)
やはり、生活が違いすぎていつも一緒にいるのは難しいと感じる人が多いようです。
しかし、たまに会うくらいなら「懐かしい」と情報交換で盛り上がることができるかもしれません。

2:お互いにマウンティングしない

「もともと女性同士は難しい関係ですが、ライフステージが変わって来ると関係性も変わります。私はライフステージが変わる度に、それまで仲の良かった女友達とも幾度となく縁を切ってきました。
大学入学、社会人デビュー、結婚、出産…ライフステージが変わるとどうしてもマウンティングしてくる女友達がいるんですよね。
たとえ今まで仲が良かったとしてもお互いの価値観は変わるものですから、大丈夫と思っていた相手もそれで縁が切れていきました。自分はもちろん、相手もマウンティングしないよう配慮しないと続きません」(35歳・女性)
相手ありきの行動にはなりますが、お互いにマウンティングしないことが縁を切れない最低条件という人も。
マウントのつもりはなく、結婚願望がある婚活女子に既婚者側としてアドバイスしても、上から目線に見えて次第に嫌気がさしてしまうことがあります。
相手のライフステージと合わない話題は、できるだけ出さないのが無難かもしれません。

3:電話なら都合を合わせやすいかも

「私は大学に通っています。一番仲の良い友達は高校卒業後、就職したんです。そうしたら彼女はやっぱり日中は仕事だし、夜は翌日に備えて早く帰らなきゃということで、なかなか会える機会がないんですよね。
私は恋愛の悩みを聞いて欲しい、友達は仕事の悩みや愚痴を聞いて欲しい。お互いに話したいことがあるんですよね。だから私たちはお互いが家に帰ったらよく電話で話をしています。電話繋いだまま話をしているうちにそのまま寝てしまっていることもあります(笑)」(21歳・女性)
会うとなるとなかなか時間を合わせられなくても、電話なら時間を合わせやすいです。
電話ならたくさん話しもできそうです。

まとめ

人間関係は、双方が続けたいと思って維持されるものです。やみくもに連絡を取って関係性を継続させようとするのではなく、相手に寄り添っていくことが、関係性の維持に繋がることでしょう。
ライフステージが違っても、お互いに大切にしあえる友情を育んでいけたらいいですね。
(神崎なつめ/ライター)
 

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