GLAM Editorial
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2017.02.07(Tue)

ジャッキー・チェン、新作映画がステレオタイプを助長するとインドで批判される

 アジアを代表する映画スター、ジャッキー・チェン(Jackie Chan)の新作映画『Kung-Fu Yoga(原題)』を酷評する声がインドで上がっている。

 同アクション・アドベンチャー映画は、ジャッキー演じる中国人考古学者がボリウッド女優ディシャ・パタニ(Disha Patani)扮するインド人教授とタッグを組み、失われた財宝を探しにいくというストーリーだ。香港のスタンリー・トン(Stanley Tong)監督が脚本も執筆し、中国とインドが合作した同作は公開週末に世界12地域で5,140万ドル(約57億5,000万円)という大ヒットとなり、現在までに1億7,810万ドルを記録したことがネット視聴率調査会社「comScore」が公表したデータで明らかになった。

 しかしインド人観客の間では批判が高まっており、ストーリー中のステレオタイプな描写に頼っていると指摘する声が寄せられている。

 印The Indian Express紙の評論家は同作を「非常に退屈」とこき下ろし、ヨガのしきたりには一切触れず、「飽々させられるカンフー演技が多い」と切り捨てた。

 一方、印Hindustan Times紙は陳腐で使い古された表現のあまりの多さに失望したと表明。脚本は「単純さとステレオタイプに満ちている。どちらの文化に対しても特別なアプローチがされていない」と指摘した。

 また、ファラー・カーン(Farah Khan)監督が振り付けをしたジャッキーのボリウッドダンスシーンが取り入れられたことにも否定的な意見が寄せられた。

 「この映画はキャストが古寺の階段で元気っぱい踊るシーンで終わる。その時点までに、この映画を鑑賞した人たちは大声で笑っていた」と同紙の批評家は嘆いた。

 インドでは興行成績が公表されないが、複数の地元メディアは2月3日に封切られた同作の成績は低迷していると伝えている。また、業界サイト「Box Office Collection」の報道を引用する形で、『Kung-Fu Yoga』は初日の興収が約58万8,000ドルで、メジャー作品としては平均的な成績だったと伝えている。

 『Kung-Fu Yoga』はチベット、ドバイ、アイスランド、インドで撮影され、ソーヌー・スード(Sonu Sood)やアミラ・ダスツール(Amyra Dastur)らインド人俳優も出演している。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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