俳優のブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper, 40)が、近く監督デビューを飾るかもしれない。
米エンターテイメント情報サイトDeadlineによると、アカデミー賞(R)にノミネートされた経験もあるブラッドリーが、ワーナー・ブラザーズが製作するミュージカル映画の名作『スタア誕生』のリメイク版でメガホンをとる交渉に入ったという。同作は当初、ブラッドリー主演の『アメリカン・スナイパー』を監督したクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)が登板する予定だった。
ブラッドリーが出演する可能性もあるほか、すでに主演女優として人気歌手のビヨンセ・ノウルズ(Beyoncé Knowles)の名前が挙がっているという。
『スタア誕生』は、スターを夢見る若い女性が、かつて有名だった破滅的な男性と出会い、女優として成功への道を歩み始めるというストーリーだ。
ブラッドリーは現在、5月19日からスタートするブロードウェイ舞台「エレファント・マン」のロンドン公演の準備に余念がない。その一方で、『世界にひとつのプレイブック』で共演したジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence, 24)との熱愛報道の否定に追われている。ブラッドリーは今月、英人気モデルのスキ・ウォーターハウス(Suki Waterhouse, 23)と破局したが、先日には最新共演作『Serena(原題)』の上映イベントで、ジェニファーとジョークを交わす姿を目撃されている。
しかし、『世界にひとつのプレイブック』でオスカー主演女優賞を獲得し、歯に衣着せぬ言動でも知られるジェニファーは、交際の噂を完全に否定した。
「エッチなんてしてないわ」というジェニファーの言葉を米The New York Post紙のシンディ・アダムス(Cindy Adams)記者が伝えている。「がっかりさせて悪いけど」
『Serena』は大恐慌時代のノースカロライナ州を舞台に、ある夫婦の複雑な関係を描いている。10月に劇場公開され、2012年の『世界にひとつのプレイブック』、2013年の『アメリカン・ハッスル』に続き、ジェニファーとブラッドリーが共演した3本目の作品となった。
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