ラップ歌手のジェイ・Z(Jay-Z)の隠し子だと名乗り出た、同じくラッパーのライミール・サッタースウェイト(Rymir Satterthwaite)は、お金が目的ではないと主張している。
ジェイ・Zが1990年代にライミールの母ワンダ(Wanda)と交際し、ライミールが生まれたという報道は先月から伝えられている。
ライミールがジェイ・Zを訴えていることは法廷文書でも明らかだが、ここへ来て彼の元保護者であるリリー・コリー(Lillie Collie)が、今回の件はお金とは無関係だと主張している。
「お金は全然関係がありません」と彼女はゴシップサイトRadar Onlineに語り、問題はジェイ・Zに責任を認めさせることだとつけ加えた。「この件で闘っているのは、わたしたちだけではないのです」
今回の隠し子騒動は、ジェイ・Zと妻で人気歌手のビヨンセ・ノウルズ(Beyoncé Knowles)の夫婦関係で新たな火種となっている。昨年、ビヨンセの妹ソランジュ(Solange)がエレベーター内でジェイ・Zに暴行する映像が流出して以来、夫妻はジェイ・Zの浮気疑惑報道に悩まされてきた。
リリーによると、隠し子騒動が近く収まることはないという。
「法廷や法律制度、司法制度の大勢の関係者が同情を感じて、わざわざ力を貸してくれています」と彼女は話している。「自分が真実であると信じることを判断基準にして行動すべきであり、そして真実は否定しようがありません。ライミールはジェイ・Zにそっくりなだけではなく、祖母にあたる彼の母親にも本当によく似ています。ライミールにとって残念なのは、彼には決して知ることができない家族がいることなのです」
ライミールは最近、Twitterで心境を明かした。今回の騒動について赤裸々にコメントしたわけではないが、今は心のおもむくままに動いているとフォロワーに語った。
「自分に正直になってやっていることに、とても良い気分がしている。何かがほしいと思ってやっているんじゃない。分かってくれない人たちもたくさんいる」
「すべての道はどこかに通じている。それを最後まで歩くまでだ」とライミールはつぶやいた。
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