4月には日本でも公開されるディズニーの実写版映画『シンデレラ』で主役シンデレラを演じるのは、人気急上昇中の英女優リリー・ジェームズ(Lily James、25)。
シンデレラの物語に欠かせない王子役を演じるのは米人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で大ブレークしたリチャード・マッデン(Richard Madden)だが、リリーの語るところによれば、映画の撮影中リチャードはとっても頼になる存在だったとのこと。
「わたしは『ゲーム・オブ・スローンズ』は見たことがなくて、お互いのことを少し知ろうと一緒に飲みに出ることにして、『この映画に出られるなんて信じられないよね』とか語り合ったの。彼はとても素晴らしかった」と、ASOS誌に対してリリーは語っている。
「わたしは、いろいろなひとの意見に引っ張られて混乱して、あっちにもこっちにもいい顔をしがちなところがちょっとあるのだけれど、リチャードは芯が強くて自分の限界も良く知っていて、ダメと言うべき時はちゃんとそう言えるひと。わたしが浮き足だってしまわないように、うまく支えてくれたの。それに、何より楽しいひとなのよ!」
シンデレラを演じることは、ずっと自分の夢だったと語るリリー。おとぎ話に出てくるお姫さまは、子供たちにとって悲しみや喪失をどう乗り越えるかの、いいお手本にいまだなっていると信じているという。
同映画のプロモーションで現在世界中を駆け回っているリリーだが、家族がなるべく同行するようにしてくれていることに大いに感謝しているそうだ。
「母や兄と弟が大部分つきそってくれるし、他の場合も気のおけない誰かが付いて来てくれることが多くて心強いの。弟のほうは何に対しても『どうでもいいんじゃない』みたいに素っ気ないし、兄のほうは何に対しても興味津々という感じなので、兄と弟はとってもバランスが取れていていいのよ」
英人気TVドラマ『ダウントン・アビー 〜貴族とメイドと相続人〜』のレデイ・ローズ・マクレア役により世間に広く知られることになったリリー。同番組シーズン4のクリスマススペシャルでは、ハリウッドの大スターであるジョージ・クルーニー(George Clooneyにも)会うことが出来てリリーは感激したそうだ。
自分自身が有名になり、道を歩いていて誰かに声を掛けられることも当然多くなったリリーだが、それにまだなかなか慣れていないところもあるようだ
「一番いけないのは、そのひとは自分の出演作品を見てくれたのでわたしのことを気づいてくれたと、うっかり思いこむこと。ところが、実はむかし学校で一緒だっただけだったりすると、恥ずかしくて最悪よね」とリリーは笑った。
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