GLAM Editorial

2014.12.03(Wed)

「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、役者としての成功は楽だったと正直に告白!

キット・ハリントン

 大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演している英俳優のキット・ハリントン(Kit Harington, 27)は、役者の仕事を獲得するのに苦労したとうそぶいて、仕事にあぶれている同業者をバカにするようなことはしない。

 キットは演劇学校を出た直後に同ファンタジードラマのジョン・スノウ役に抜擢され、世界的な人気俳優の1人となった。「ゲーム・オブ・スローンズ」に加え、映画『ポンペイ』で主役を務めたり、アニメ映画『ヒックとドラゴン』の続編『How to Train Your Dragon 2(原題)』で声優を務めたりと、着実に成功の階段を駆け上がっている。

 「仕事がほしくて切迫していた時期があったなんて言うのはくだらないよ。仕事にあぶれている役者が聞いたら、顔を引きちぎられてしまうだろうね」とキットは英版GQ誌に説明した。

 2015年はキットにとって多忙な1年となった。第一次世界大戦を舞台とする新作映画『Testament of Youth(原題)』は1月に公開が予定されており、さらに3本の作品の制作が進行中だ。

 しかし映画の仕事は決してスムーズとは言えず、必ずしもその仕上がりに満足しているわけではないという。

 「それが誰なのか、どの作品なのかは明かさないけど、プライベートの上映会でほとんど泣きそうになったことがあるんだ。出来上がった作品がひどくて、『これで終わりだ、すべておしまいだ』と思った」とキットが明かした。

 またキットは演劇界でも精力的に活動しており、在学中にロンドンで主演を務めた舞台「戦火の馬」はローレンス・オリヴィエ賞で2部門を受賞している。

 役者業は自身のキャリアで唯一の焦点かもしれないが、キットはこれからも同業者に強い意見を持ち続けるという。

 「役者というのは全員がナルシストなんだ。1人残らずね。それは断言できる。人前で演技をするという力強さを備えている。それには理由があると思う。子どもの頃にあまりかまってもらえなかったり、注目を集めていたけど足りないと感じたりとかだよ。まさに僕自身に当てはまる」とキットが胸の内を明かした。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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