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「どうしてそんな地味な人で妥協しちゃったの?」玉の輿をひけらかす友人の婚約者が、私の夫と顔を合わせてフリーズした訳

「どうしてそんな地味な人で妥協しちゃったの?」玉の輿をひけらかす友人の婚約者が、私の夫と顔を合わせてフリーズした訳
「今日はごちそうするわ」超高級フレンチでの鼻持ちならないマウント
「結婚相手は絶対に年収2000万超えのハイスペックじゃなきゃ!」
学生時代からそう豪語していたのは、私の古い友人でした。
彼女の「成功」への執念は筋金入りで、顔を合わせるたびに、地道に働く私の夫を「無難で夢がない」と笑い物にすることがお決まりのパターンになっていました。
「安定だけが取り柄の仕事なんて、お給料もたかが知れてるし、毎日退屈そう。私には到底耐えられないわ。どうしてそんな地味な人で妥協しちゃったの?」
そんな彼女から、「ついに理想通りのITベンチャー役員をゲットした!」と鼻息の荒い連絡が届いたのはつい最近のこと。
どうしても自慢したかったのでしょう。「私の彼をお披露目するから、ダブルデートしましょうよ」と半ば強引に誘われ、渋々ながら夫婦で食事会へ赴くことになりました。
指定されたのは、私たちには少し敷居が高い超高級フレンチレストラン。
席に着くなり、彼女は私のバッグに視線を落として冷笑しました。
「そのバッグ、ちょっとこのお店の格に合ってないんじゃない?まあ、普通の家庭じゃ一生縁がないお店だもんね。今日はうちの彼の奢りだから、値段なんか気にせずオーダーしていいのよ」
苦笑を浮かべる夫の横で、彼女の自慢話とマウントのオンパレードは止まりません。
そこへ、「ごめん、ちょっと仕事が押してて……」と、少し遅れて彼女の婚約者が姿を現しました。
自信に満ちた足取りでやってきた彼。しかし、同席している私の夫の顔を認識した瞬間、彼の態度は急変しました。
まるでこの世の終わりでも見たかのように血の気が引き、石のように固まってしまったのです。
化けの皮が剥がれた瞬間
静寂を打ち破ったのは、私の夫からの一言でした。
「あれ、ひょっとして〇〇さん? ご無沙汰しています。役員に昇進されたんですか?」
彼は額から滝のように汗を流し、「あ、いや……それは、えっと……」と尋常ではないほど狼狽し、しどろもどろになっています。
実を言うと、私の夫には別の顔がありました。趣味で書いている技術系の解説ブログが業界内ではかなり名が知られており、その専門知識を買われて、彼が「役員」を名乗っていたそのベンチャー企業に、外部の技術顧問として指導に入っていたのです。
夫は淡々と、しかし核心を突くように言葉を続けました。
「先日オフィスでお見かけした際は、いちエンジニアだったと記憶していますが。あと、その指輪……僕の行きつけのリサイクルショップにあった精巧なレプリカとそっくりですね」
彼女が見せびらかしていた高級ブランドの婚約指輪まで「フェイク」である可能性を突きつけられ、彼は「急用を思い出した!」と叫ぶなり、脱兎のごとく店から逃げ出してしまいました。
ポカンとしている彼女を前に、夫は静かに言い放ちました。
「見栄を張って作った経歴よりも、素直で誠実な人間性の方がずっと価値があると思うよ」
その後、彼女と偽エリート彼氏はもちろん破局。
マウントの対象を失ったからか、あるいはバツが悪かったのか、私への連絡もプッツリと途絶えました。
人の価値を年収や肩書きの数字でしか測れず、周囲を見下していた彼女が、一番「中身が空っぽな男」に騙されていたというオチ。
少し気の毒ではありますが、胸のすくような結末でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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