GLAM Editorial

2015.04.08(Wed)

ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーさんの遺作となった『ワイルド・スピード』新作プレミアで涙!

ヴィン・ディーゼル

 人気アクション『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られる俳優のヴィン・ディーゼル(Vin Diesel, 47)が1日夜、人気アクションシリーズ最新作『ワイルド・スピード SKYMISSION』のロサンゼルスプレミアで涙をこらえる場面があった。

 ヴィンやドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)、ジョーダナ・ブリュースター(Jordana Brewster)、ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)、ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriguez)ら豪華スターが会場に姿を見せ、レッドカーペットでポーズをとった。イベントは華やかなものだったが、同作はシリーズで主役を務めたポール・ウォーカー(Paul Walker, 享年40)さんの遺作となったため、悲しい雰囲気に包まれていた。ポールさんは2013年、撮影の休暇中に交通事故で亡くなった。

 「オレがスピーチすることは分かっていただろう。オレが言いたいのは、去年は仕事を再開するのが本当につらかったということだ」とヴィンは映画館の外でファンに語りかけた。

 ヴィンによると、キャスト陣とジェームズ・ワン(James Wan)監督はポールさんの悲劇的な死を受け、一丸となって撮影を続けたという。最新作はポールさんへのトリビュートであり、彼の名を後世に届けるものになってほしいと語った。また、ポールさんの親友にも感謝の気持ちを示してほしいと促した。

 「なぜなら、これがみんなにとって最後の作品かどうかは誰にも分からないからだ」とヴィンはため息をついた。

 他にも出演者のタイリース・ギブソン(Tyrese Gibson)やリュダクリス(Ludacris)、エルサ・パタキー(Elsa Pataky)、そして新メンバーのナタリー・エマニュエル(Nathalie Emmanuel)らもプレミアに参加した。

 シリーズ全7作を手がけてきたプロデューサーのニール・H・モリッツ(Neal H. Moritz)も言葉を寄せている。数々の賞を受賞した敏腕プロデューサーのニールは一片の紙を持って登場。震える手を押さえるのに必死だった。

 「知ってのとおり、撮影中にとても大事な人を失った。ポールは人生で出会った中で、最も慎み深く、思いやりがあり、面倒見のいい人だった。その彼を失ったのは、わたしたちにとって大きな打撃だった。ポール、みんなは君をこれからも愛している。そしてみんなの人生の一部であり続ける」とニールは語った。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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