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水槽ギリギリまでスマホを近づけて大丈夫?水族館・動物園で意外と知らない撮影ルール

水槽ギリギリまでスマホを近づけて大丈夫水族館動物園で意外と知らない撮影ルール

水族館や動物園でかわいい動物を見つけると、「もっと近くから撮りたい」と思うこともあるでしょう。

スマートフォンなら簡単に撮影できるため、水槽や柵のすぐ近くまでカメラを寄せたり、自撮り棒を伸ばしたりしたくなるかもしれません。

では、動物へカメラを近づけて撮影しても問題ないのでしょうか。

撮影時にどこまでカメラを近づけられるかは、施設によってルールが異なります。

写真や動画を撮影するときは、カメラを近づけることだけでなく、フラッシュや撮影機材、ライブ配信などのルールも確認しておきましょう。

撮影OKでも、好きな場所まで近づけてよいわけではない

動物園や水族館では、個人で楽しむための写真や動画の撮影を認めている施設があります。

たとえば多摩動物公園では、個人利用を目的とした記念写真や動物、風景などの撮影について、基本的に申請は必要ないと案内しています。

一方で、場所を占有するような機材を使ったり、長時間にわたって撮影したりするなど、ほかの来園者の観覧を妨げる場合には許可が必要になることがあります。

つまり、「写真を撮ってもよい」という案内があっても、「どこまででもカメラを近づけてよい」という意味ではありません。

施設内の柵や手すり、立入禁止エリアなどを守り、決められた観覧場所から撮影することが基本です。

柵の向こうへスマホや自撮り棒を伸ばすのは避けよう

動物をより大きく撮影しようとして、スマートフォンや自撮り棒を柵の向こう側へ伸ばしたくなることもあるかもしれません。

しかし、こうした撮影について注意を呼びかけている施設があります。

上野動物園では、園内で自撮り棒を使用すること自体は認めていますが、動物舎の柵を越えて撮影しないよう案内しています。

また、自撮り棒を使用するときは、周囲の来園者への映り込みや接触にも注意するよう求めています。

柵や手すりは、人と動物の安全を保つための境界でもあります。

「手を入れているわけではないから」と考えて、カメラだけを内側へ差し出すのは避け、観覧スペースの範囲内で撮影しましょう。

水槽を叩いて動物を呼び寄せるのもNG

水族館では、魚やペンギンなどがガラスのすぐ近くまで寄ってくることがあります。

そのときに注意したいのが、撮影のために生き物の気を引こうとする行為です。

横浜・八景島シーパラダイスでは、生きものの気を引くために水槽を叩いたり、大声を出したりする行為を禁止しています。

「こっちを向いてほしい」「もっと近くに来てほしい」と思っても、音を出して動物を動かそうとするのは避けましょう。

動物が自然に近づいてきたタイミングを待って撮影するのが安心です。

暗い場所ではフラッシュの設定にも注意

水族館の館内や屋内展示では周囲が暗いため、スマートフォンやカメラのフラッシュが自動的に発光することがあります。

しかし、生き物への影響を考慮して、フラッシュ撮影を控えるよう案内している施設があります。

葛西臨海水族園では、生物保護のため、館内でのフラッシュ撮影を控えるよう案内しています。

すみだ水族館でも、フラッシュや照明を使用した撮影を控えるよう求めています。

京都水族館でも、フラッシュや照明を使用した撮影は遠慮するよう案内されています。

動物を明るくきれいに撮りたい場合でも、撮影用ライトなどを使用できるとは限りません。

撮影する前に、スマートフォンやカメラのフラッシュ設定を確認しておくと安心です。

自撮り棒や三脚は施設によって扱いが異なる

撮影そのものは認められていても、自撮り棒や三脚などの撮影機材には別のルールが設けられている場合があります。

横浜・八景島シーパラダイスでは、館内で三脚、一脚、自撮り棒を使用した撮影を控えるよう案内しています。

一方、上野動物園では、自撮り棒の使用自体は禁止されていません。

ただし、動物舎の柵を越えないことや、周囲の人に接触しないことなどへの配慮が必要です。

同じ撮影機材でも、施設によって使用できるかどうかは異なります。

自撮り棒や三脚を持っていく場合は、訪問前に施設の公式サイトを確認しておきましょう。

写真が撮れても「ライブ配信」は別ルールの場合も

もうひとつ注意したいのが、SNSや動画サービスでのライブ配信です。

写真や動画の撮影が認められている施設でも、その場からリアルタイムで配信してよいとは限りません。

上野動物園や井の頭自然文化園では、園内からライブ配信を行わないよう案内しています。

横浜・八景島シーパラダイスでも、施設内でのライブ配信を控えるよう求めています。

京都水族館でもライブ配信を遠慮するよう案内しており、収益化した動画共有サービスなど、営利目的での利用については別途制限があります。

「撮影できる場所だから配信もできる」と判断せず、SNSなどで発信する場合は、撮影だけでなく公開や配信についてのルールも確認しましょう。

まとめ

水族館や動物園で、動物へどこまでカメラを近づけられるかは施設によって異なります。

今回確認した施設では、「○cmまで」といった一律の距離ではなく、柵を越えて撮影しない、水槽を叩いて動物の気を引かない、フラッシュや照明を避けるといったルールが設けられています。

また、自撮り棒や三脚、ライブ配信についても施設ごとに扱いが異なります。

動物が近くに来ると、さらにカメラを近づけたくなるかもしれませんが、まずは決められた観覧スペースの中で撮影することが大切です。

撮影前には館内や園内の掲示、公式サイトなどを確認し、生き物や周囲の来園者に配慮しながら楽しみましょう。

※撮影やSNS投稿、ライブ配信などに関するルールは施設によって異なり、変更される場合があります。訪問する際は各施設の最新の公式案内を確認してください。

 

参考:上野動物園「よくある質問」

参考:多摩動物公園「よくある質問」

参考:葛西臨海水族園「よくある質問」

参考:横浜・八景島シーパラダイス「お客さまへのお願い」

参考:すみだ水族館「よくあるご質問」

参考:京都水族館「よくあるご質問」

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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