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「由緒正しい家柄なのよ」と私の実家を見下す義母。だが、実母が明かした事実にぐうの音も出ない結果に

「由緒正しい家柄なのよ」と私の実家を見下す義母。だが、実母が明かした事実にぐうの音も出ない結果に
終わらないアポなし訪問と、ウンザリする家柄マウント
夫との新婚生活が始まって間もない頃から、私の毎日は義母の「突撃訪問」によって支配されていました。
チャイムが鳴ると同時に玄関を開け、まるで自分の家のようにリビングのソファに陣取る義母。
ただ居座られるだけでも精神が削られますが、さらに私を苦しめたのは、息を吐くように繰り返される私の実家へのマウント発言でした。
「うちのお父様は教育者として名を馳せたお方でね、そんじょそこらの人とは違うのよ」
「我が家の先祖を辿ると、立派な武士に行き着くの。由緒正しい家柄なのよ」
夫にこっそり確認したところ、武士の家系という話は眉唾ものだそうですが、義母本人はすっかりその気になってご満悦の様子。
会話の節々に「自分たちの方が身分が上」という選民意識が透けて見えました。
新婚早々に波風を立てるわけにもいかず、私はひたすら愛想笑いでやり過ごすしかありませんでした。しかし、その苦行のような日々は、気がつけば2年近くも続いていたのです。
旅行中の車内バトル!実母の華麗なる切り返し
転機が訪れたのは、夫の提案で両家の母を連れて車で小旅行に出かけた日のことでした。
なごやかなドライブになるかと思いきや、義母の悪い癖が飛び出します。私の母がいる前にもかかわらず、いつもの見下しトークを始めたのです。
私が冷や汗をかいていると、ついに堪忍袋の緒が切れた私の母が、にこやかな笑顔のまま静かに口を開きました。
母「まあ、お武家様だったのですね。実は奇遇なことに、私の実家も代々続く武家なんですよ。以前お墓の整理をした際に、見事な日本刀が何振りも出てまいりましてね」
その言葉を聞いた瞬間、得意げだった義母の表情がカッと硬直するのを私は見逃しませんでした。
義母「えっ……? ご実家、お武家さんだったの?」
母「ええ。わざわざひけらかすようなお話でもありませんので、黙っておりましたけれど」
余裕の笑みで返す母に対し、自尊心をズタズタにされた義母は、なおも顔を真っ赤にして噛みつきます。
義母「で、でもね! 私の父は教育委員会から直々に声がかかるほど、それはもう優秀な教員だったのよ!」
必死にマウントを取り返そうとする義母を、母はまるで宥めるかのような落ち着いたトーンで一蹴しました。
母「あら、そうでしたか。私の弟も教員でして、教育委員会に長年勤めた後、現在は小学校で校長を任されておりますの。ちなみに、私のきょうだいは全員、堅実な公務員なんですよ」
この一言で、勝負は完全に決しました。
義母は口をパクパクさせた後、ピタリと黙り込み、私の母が目的地で車を降りるまで完全に沈黙を貫いたのです。
プライドを折られた義母の八つ当たりと、私の決断
しかし、事件は母が車を降り、その背中が見えなくなった直後に起きました。
後部座席にいた義母が突然身を乗り出し、助手席に座る私の胸ぐらをガシッと乱暴に掴んだのです。
義母「ちょっとあなた! なんなのその安っぽい服は! そんなみすぼらしい格好で歩くなんて、恥ずかしくないの!?」
完全に理性を失ったヒステリーでした。
ずっと自分より「下」だと信じて疑わなかった私の実家が、実は自分たち以上の経歴を持っていた。その事実を受け入れられず、行き場を失った悔しさを私への言いがかりという形でぶつけてきたのです。
その瞬間、私の中で張り詰めていた「嫁としての我慢の糸」が音を立てて切れました。
私は胸元を掴む義母の手を力いっぱい払い退け、彼女の目を真っ直ぐに睨みつけて怒鳴りました。
私「お義母さん!ご自分の思い通りにいかないからって、私に当たり散らすのは絶対にやめてください!!」
いつもはサンドバッグのように黙って耐えていた私が、かつてない大声で反撃に出たことに、義母は目を丸くして完全にフリーズしました。私の思わぬ剣幕に、完全に気圧されてしまったようです。
マウントを取る相手を失い、さらに大人しいと思っていた嫁からも強烈な反撃を食らった義母。
呆然とする彼女の顔を見ながら、私は「これからはもう、二度とやられっぱなしのサンドバッグにはならない」と強く心に誓いました。長年の胸のつかえが取れた、最高にスカッとした瞬間でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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