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「結婚式の二次会の会費1万5千円ね」と仕切る幹事。だが、お店についた瞬間、幹事の嘘がバレた【短編小説】

結婚式の二次会の会費1万5千円ねと仕切る幹事だがお店についた瞬間幹事の嘘がバレた短編小説

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

高すぎる会費

幸せな結婚式の余韻に浸りながら、私たちは二次会の会場へと向かっていました。

そこで幹事を務める友人が放った一言に、その場の空気が一瞬で凍りつきました。

「二次会の会費、一人1万5千円ね! お釣りがないように準備しておいて」

周囲からは「えっ、高くない?」と困惑の声が漏れました。

披露宴のあとの二次会、相場はせいぜい数千円から、高くても1万円ほど。

1万5千円という金額は、高級ホテルのディナー並みです。

しかし、お祝いの席で揉めるのも無粋だと思い、全員が渋々、財布からお札を取り出しました。

ところが、到着したお店の看板を見て、私は心臓が跳ね上がりました。

そこは、私が学生時代に3年間、みっちりとアルバイトをしていたイタリアンレストランだったのです。

(このお店、そんなに高かったっけ……?)

店内に入ると、内装もメニューも当時のまま。提供される料理も、慣れ親しんだカジュアルなものばかりです。

どう考えても1万5千円の価値がある内容には見えません。

嘘が露呈した瞬間

私は確信を得るため、注文を取りに来たスタッフにこっそりと近づきました。

彼は私が辞めた後に入ってきた後輩です。お手洗いに立つふりをして、彼に耳打ちしました。

「久しぶり。今日のこの貸切パーティープラン、一人いくらなの?」

彼は少し戸惑った様子でしたが、私の真剣な表情に押され、小さな声で教えてくれました。

「先輩、これいつもの『食べ飲み放題コース』ですよ。一人7,000円です……」

驚愕で言葉を失いました。

一人1万5千円集めて、実際の支払いは7,000円。その差額は一人につき8,000円。参加者は30人。つまり、幹事は24万円もの大金を自分の懐に入れようとしていたのです。

私はすぐに幹事を呼び出し、お店の裏側で静かに問い詰めました。

「ここ、私の元職場なの。料金のことも全部聞いたわよ」

幹事の顔から血の気が引いていくのが分かりました。

結局、その場で会費は「計算ミスだった」と修正され、余ったお金は全員に返金。

彼女は新郎新婦にも問い詰められ、友情は一瞬で崩れ去りました。

お祝いの場を私利私欲に利用しようとした彼女の末路は、あまりにも自業自得なものでした。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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