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「なんで仕事を辞めたのか説明しろ!」つわりで苦しむ私を責めるモラハラ夫。だが、私のある行動で夫が涙しながら謝罪したワケ

つわりで寝込む私への暴言
幸せな結婚生活だと思っていたのに、違和感は突然やってきました。
第一子を妊娠中のことです。
当時、私はひどいつわりに悩まされ、トイレと布団を往復する日々。起き上がるのもやっとの状態でした。
そんな私を見下ろして、夫は信じられない言葉を投げつけました。
「なんで仕事を辞めたのか説明しろ!」
耳を疑いました。
出産に備えて退職することは、二人で何度も話し合って決めたはずです。
それなのに、妻が一番身体のしんどいタイミングを狙って、あえて責め立てるような言葉。
その瞬間、私の頭の中で何かが音を立てて崩れ落ちました。
「あぁ、この人は相手が弱っている時に攻撃してくる、典型的な『モラハラ』気質なんだ」と、冷静に気づいてしまったのです。
それでも、「生まれたばかりの我が子を見れば、夫も父親としての自覚を持って変わってくれるはず」と一縷の望みを抱き、無事に出産しました。
しかし、期待は裏切られます。
夫の暴走は止まるどころかエスカレートしていきました。
私の両親を理不尽に怒鳴りつけたり、「お前が実家に帰る日は、俺は家事も育児も一切しないからな」と謎のルールで脅してきたり。家庭内は常に緊張感で張り詰め、安らげる場所ではなくなっていました。
(このままでは私だけでなく、子供にも悪影響だ)
そう確信した私は、夫が仕事に出ている隙に荷物をまとめて家を出る、いわゆる「昼逃げ」を決行しました。
態度が急変した夫の末路
別居を経て、いよいよ離婚を切り出した時のことです。
あれだけ威圧的で自分勝手に振る舞っていた夫が、立場が悪くなった途端、ボロボロと涙を流して謝罪してきたのです。
「俺が悪かった、考え直してくれ」とすがる夫。
しかし、今まで受けてきた仕打ちを思い返すと、私の心は氷のように冷めたままでした。情に流されることなどありません。
「無理です」
その言葉だけを繰り返し、一点張りを突き通して無事に離婚を成立させました。これまでのモヤモヤが晴れ、本当にスカッとした瞬間でした。
今、私は子供と二人、穏やかで笑いの絶えない毎日を送っています。 あの時、違和感を無視せず、勇気を出して逃げ出して本当によかったと、心から思っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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