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「独身で自由なんて羨ましい~」と見下す既婚者の友人。だが、私が送った「お腹に赤ちゃんもいるの」という一文で、彼女のプライドが粉砕された話

マウントを取る友人
40代の私は、世間でいう「晩婚」組。
周りの友人はとっくに結婚しており、私は長いこと独身生活を謳歌(?)していました。
友人関係で明確な差が出たのは、私のこの「独身」というステータスに対してでした。
すでに子どもがいる友人たちは、育児に家事にと大忙し。
たまに会っても話題は尽きず、私の立場を気にする素振りもなく、昔と変わらない対等な付き合いをしてくれていました。
問題だったのは、一部の「既婚・子なし」の友人です。
彼女はことあるごとに、上から目線で私をいじってくるのです。
「まだ独身で自由なんて羨ましい~(笑)」 「老後のこととか心配にならない?」
そんな言葉の裏には、明らかに「結婚している私の方が格上」という優越感が見え隠れしていました。
極めつけは、頼んでもいないのに送られてくる夫婦の旅行写真。
「幸せのお裾分け」という名目で送られてくる自慢写真の数々に、私はただ「いいね」を返すだけのサンドバッグ状態でした。
結婚と出産した私
しかし、転機は突然訪れました。
なんと私、お付き合いしていた彼との結婚が決まり、さらに同時期に妊娠も判明したのです。
「結婚」と「妊娠」。一気に二つの幸せを手に入れた私。
例の友人から、またいつものように「週末は夫婦でディナーだったの。あなたは?」とマウントLINEが来たタイミングで、ここぞとばかりに報告しました。
「実はね、結婚することになったの! お腹に赤ちゃんもいるの、今はつわりで外食できないんだけど、落ち着いたら会いたいな」
送信ボタンを押した直後、既読がつきました。
しかし……返信が来ません。
いつもなら即座に「すごーい(棒読み)」や「でも大変だね」なんて返してくる彼女が、完全沈黙。
それどころか、あれほど頻繁だった連絡がピタリと止まりました。
どうやら彼女は、「独身の可哀想な私」を見下すことで優越感に浸っていただけだったようです。
それが一瞬にして「既婚・子持ち」という、彼女がマウントを取れない立場になった途端、何も言えなくなって逃げ出したのでしょう。
「勝てない」と悟った瞬間の、あの沈黙。
今まで散々見下されてきましたが、最後の最後で彼女のプライドをへし折ってやったような気がして、これ以上ないほどスカッとした気分になりました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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